「終活」宇宙葬???

「終活」宇宙葬???

「終活」宇宙葬???

ビックサイトで開催されたエンディング産業展に行ってきました。エンディング産業展は5回目で葬儀・埋葬・供養などの終活に関する設備・機器・サービスの総合展です。「終活」の一番大きな展示会だから、終活のコンサルタントとしては行かなくてはだよね。併設で寺社設備産業展というのが開かれているからなのか、お坊さんがいっぱい来てましたよ。
エンディング産業展の中で一番大きなバックを配っていたのが宇宙葬・海洋散骨の「銀河ステージ」さん、展示会はパンフレットいっぱいもらうから大きいバックは便利でみんな持ってたよ。でも宇宙葬って???どんなの?興味沸いたのでちょっと調べてみた。

宇宙葬ってどんなの?

宇宙葬って調べるとWikipediaに一応載ってた。日本ではこの「銀河ステージ」が2014年に初めて行ったようですが、海外では1997年にスタートレックのプロデューサーなどの遺骨が格納された空中発射型ロケットで行われたのが最初のようです。さすがアメリカですね。スタートレックのプロデューサーなら宇宙葬してくれっていいそうだよね。誰が宇宙葬とかやるんだろうと思ってたけど、こういう人はお金もあるし、やりたいよね。
宇宙葬はいわゆる散骨というタイプの供養で、故人の遺体を火葬した後の焼骨を粉末にしてカプセルに入れて宇宙に散骨するというものです。最近は民間の打ち上げ会社が宇宙葬用のロケットを打ち上げているようです。地球の重力圏から出ないものも含めて宇宙葬といってるようですね。日本で申し込める宇宙葬は4つあるようですが、そのうちの2つはバルーン宇宙葬というもので、風船に遺骨をつなげて成層圏まで飛ばすスタイルのようです。これは宇宙葬のイメージとはかけ離れますね。皆さんのイメージの宇宙葬はやっぱりロケットで宇宙に打ち上げるものですよね。なのでこのタイプの宇宙葬について調べてみます。
「銀河ステージ」ここが日本で一番実績が多いようです。っていっても調べる限りでは4回みたいですが・・。(米国のセレスティスという会社の日本の正規代理店です)パンフレットによると宇宙葬のプランは4つのプランに分かれています。
1.宇宙旅行プラン-遺灰を収めたカプセルをロケットに搭載し、宇宙へ打ち上げるプランで大気圏を超えて、高度100km以上の宇宙空間に打ち上げられてるようです。民間の商業用のロケットでニューメキシコの「スペースポート・アメリカ」から打ち上げます。2015年と2018年の2回過去打ち上げられてます。45万円~です。意外と高くないですね。1gの遺灰を入れたカプセルの値段ですけど、最大7gみたいで7gだと135万円。次回は2020年で予約受付中(笑)
2.人工衛星プラン-人工衛星へカプセル搭載して打ち上げるプランです。人工衛星は最長で240年間地球軌道を周回するそうです。すごいですね。上手くいけば、7-8代の子孫まで宇宙に向かってお参りができるわけですね。しかも人工衛星の位置はスマホのアプリで確認できるというちょっと画期的ですね。この宇宙葬が一般的になったら、スマホで衛星の位置を確認してみんなが空を見上げて先祖をお参りするなんて時代になるかもね。このプランは95万円~ですが、私ならこっち選びますね。人工衛星プランは今年の6月(2019年6月)に初めて「ケネディ宇宙センター」から 宇宙ベンチャーのSpaceX社のロケットで打ち上げられ、成功したようです。
3.月旅行プラン-これは文字通りカプセルを月に運ぶプランです。パンフにはNASAの依頼で仲介を行ってると書いてあります。このプランは250万円~でちょっと高いですね。まだ実績はないようですが、2020年にルナ02フライトで打ち上げる予定みたいです。
4.宇宙探検プラン-カプセルを宇宙帆船(深宇宙探検機って書いてあるけどはやぶさみたいなものかな?)に搭載し宇宙に打ち上げるプランで、宇宙帆船は、宇宙の果てを目指していつまでも飛び続けます。って書いてあるけどこれはどうなんでしょう?飛び続けるか確認しようないし、どこを目指すのかもわかんないのはちょっとね。これは250万~です。こちらもまだ実績はなく2021年に打ち上げ予定になってます。
2番の人口衛星プランが一番現実的かな?人工衛星での宇宙葬は全世界で320名の実績があって、宇宙飛行士やスタートレックの俳優が今でも地球を周回してるようですよ。今年6月の宇宙葬では、日本人9名が旅立たれ、その中には元プロ野球選手の富田勝氏も入っており、新聞やテレビでも取り上げられました。女優の島田洋子さんも宇宙葬の生前予約をしているそうです。(銀河スペースホームページより)

「Sorae」

2社目の宇宙葬は「よりそうお葬式」などを運営している「株式会社みんれび」が運営している「Sorae」です。米国の元NASAの技術者が立ち上げたロケットベンチャーのエリジウムスペース社が行っている宇宙葬の日本の窓口となっています。価格は28万5千円ですので、銀河スペースより安いですね。「Sorae」のホームページでは詳細がよくわからないので、エリジウムスペース社のホームページを見てみると、流れ星供養30万円、月面供養120万円と出ています。「Sorae」は流れ星供養だと思います、人工衛星で3ヶ月から数年に渡って地球を周回して大気圏に突入して衛星ごと消滅するのでその瞬間がが流れ星のようになるようです。エリジウムスペースのホームページから直接頼むより「みんれび」に頼んだ方が安いみたいですね。過去2回の実績があるようです。2015年と2018年の2回で2015年は計画軌道に到達しなかったと記載されているので失敗したということでしょうね。2018年は成功して現在地球を周回中のようです。次回の流れ星供養の打ち上げは決定しておらず、月面供養が2020年に行われるようです。銀河スペースの月旅行プランも同じ2020年に打ち上げ予定なので、同じ人工衛星の可能性もありますね。そうであればエリジウムスペースの方が銀河スペースの約半額だし、葬儀業大手のみんれびが仲介しているので安心かも知れませんね。こちらも銀河スペースの人工衛星プランと同様にGPSのモバイルアプリで現在の位置を把握できます。「Sorae」の方が地球の周回期間が短いようですが、たぶん打ち上げ高度の問題なんだと思います。逆に1年程度で大気圏に突入してくれれば、1周忌の前後で流れ星を見ながら故人を供養できる可能性もあるわけで、これができれば本当にロマンチックですね。(日本から見れるとは思えないけど)

結論:

現在実際宇宙葬を申し込めるのはこの2社です。宇宙葬はまだ実績が非常に少ないですけど、色々調べてみると結構いいかなというが私の感想です。もっと値段が高いと思っていたけど30万くらいでできるのであればロマンがあるし、遺灰で宙に行くのは1gだから、樹木葬の永代供養と組み合わせるのもいいかなと思います。一般墓での埋葬は年々減ってきているし、墓じまいも増えてきてます。墓じまいするのに併せて宇宙葬を回忌供養に行うのも、いなかを離れる故人のいい供養になるのではないかと思います。
ということで宇宙葬はこれから増えていくというのが私の予想です。ただ私の場合は実家のお墓を守らなければいけないので私が宇宙葬をすることはないと思いますが、終活を考える際の一つのオプションとして考える価値はあります。!

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