「仏教」般若心経POP!! By初音ミク?

「仏教」般若心経POP!! By初音ミク?

般若心経POP!! By初音ミク?

昨年から身内の不幸や友達の不幸、友達の親の不幸など、色々な法要が重なり、般若心経を聞くことが非常に多くありました。般若心経ってとても短いお経だし、聞くだけだと日本語なのかー!ていう感じで全く何を言ってるのかわかんないので、般若心経を色々調べてみました。そうしたら、検索の動画にボーカロイドの初音ミクが般若心経を歌ってる!?何これっておもしろいので、ついでに般若心経POPについても調べよう!

般若心経POP

初音ミクってわかるかな?一時期(調べたら2011年)Googleの宣伝で初音ミクが歌う歌を作ろうみたいなCMに使われてた、コンピューターで作ったアイドルでコンピューターで音声合成して歌も歌える「未来的なアイドル」をコンセプトに今でもYoutubeとかで見る有名なボーカロイドで、Googleの広告には感動したよ!みんながコンピューターで歌を作って、それを初音ミクが歌うって本当に未来っていう感じだったし、この宣伝でいわゆるボーカロイドというのが世間一般に知られるようになったんだよ。
その初音ミクが般若心経POPっていう曲(?なのかな)を出していて、般若心経にメロディーを付けて歌って(読んで?かな)るよ。こんな感じです。

この他にもダンスの振りがついたパターンやお経が出てくるパターンなどいっぱいあるのでおもしろいから探してみて!これで般若心経覚えよ!

般若心経

般若心経はこのスロハピ世代の人で聞いたことない人はいないと思うけど、ちゃんと意味を知ってる人はあまりいないと思うんだよね。私も何回も聞いてるけど中身は全く知らなかったからね。般若心経は正確には「般若波羅蜜多心経」で、仏教の「空」の思想を含めた仏教的世界観がこのお経の262文字に集約されているらしい。仏教の開祖の「釈迦」の言葉を弟子がお経としてまとめたものでもともとはサンスクリット語で書かれたものが、中国に渡り、漢語に訳されたそうです。この「大般若経」(般若心経の元で600巻ある)をインドから持ち帰って漢語に訳したのがみんなが知ってる孫悟空のモデルになった玄奘(三蔵玄奘)だって!孫悟空の三蔵法師はそんな実在のえらい人だったんですね。こういう新しい発見はいいね!
ちなみに般若心経は浄土真宗、日蓮宗、法華宗以外の宗派はほとんど使ってるよ。私は曹洞宗だけど、曹洞宗では日用経典の1つらしい。どの法要でも必ず般若心経はあるね。あとのお経の名前はわかんないけど(笑)。写経(仏教における経典を書写すること。)でもだいたい般若心経を写経するよね。それだけポピュラーなお経ということだよね。でも漢語だから意味がわからない!現代語訳を探したら結構いろいろな訳がでてくるね。現代語と原文はこうなります。
観自在菩薩。(かんじざいぼさつ)「観音様が」
行深般若波羅蜜多時。(ぎょうじんはんにゃはらみったじ)「彼岸に渡るため悟りにいたるための行を行うとき」
照見五蘊皆空。(しょうけんごうんかいくう)「人間の心を感受し認識する五つの要素(眼、耳、鼻、舌、触感)がすべて空であると考えて」
度一切苦厄。(どいっさいくやく)「私たちの一切の苦をすくってくださってのである。」
舎利子。(しゃりし)「観音様は弟子の舎利子(シャーリプトラ)に向かって以下のように説いた)
色不異空。(しきふいくう)「ものがあっても感じる心がなければないことと同じであり、」
空不異色。(くうふいしき)「ないということも、感じる心があればそのものがあるのと同じである。」
色即是空。(しきそくぜくう)「だから形あるものは実はないものであると考えてよいし、」
空即是色。(くうそくぜしき)「ないと思うものも実はあるものであると考えることができる」
受想行識亦復如是。(じゅそうごうしきやくぶにょぜ)「色以外の残りの4つ(眼以外)の働きについてもまったく同じことなのである。」
舎利子。(しゃりし)
是諸法空相。(ぜしょほうくうそう)「この処々の法は実体がないということであるから、」
不生不滅。(ふしょうふめつ)「もともと生じたこともなく滅したということもなく、」
不垢不浄。(ふくふじょ)「よごれたものでもなく、浄らかなものでもなく」
不増不減。(ふぞうふげん)「増えることもなく、減ることもないのである。」
是故空中無色。(ぜこくうちゅうむしき)「したがって、実体がないということの中には、形あるものはなく、」
無受想行識。(むじゅそうぎょうしき)「感覚も想うことも意志も認識もないし、」
無眼耳鼻舌身意。(むげんにびぜつしんい)「眼・耳・鼻・舌・身体・心といった感覚器官もないし、」
無色声香味触法 。(むしきしょうこうみそくほう)「形・音・香・味・触覚・心の対象、といったそれぞれの器官に対する対象もないし、」
無眼界乃至無意識界。(むげんかいないしむいしきかい)「ものがないから見る世界もない。意識する世界もないのである。」
無無明。(むむみょう)「我々の心に迷いがいっぱいという無明が無いとするなら、」
亦無無明尽。(やくむむみょうじん)「無明を無くしつくすことになる。」
乃至無老死。(ないしむろうし)「無明がなくなれば、行もなくなり、識もなくなり、名色もなくなり、ついには老と死もなくなり」
亦無老死尽。(やくむろうしじ)「老と死がつきることになる。」
無苦集滅道。(むくしゅうめつどう)「苦しみも、その原因も、それをなくすことも、そしてその方法もない。」
無知亦無得。(むちやくむとく)「知ることもなければ、得ることもない。」
以無所得故。(いむしょとくこ)「かくて、得ることもないのだ。」
菩提薩垂。(ぼだいさった)「菩薩になるため菩薩行を一生懸命つみ、」
依般若波羅蜜多故。(えはんにゃはらみったこ)「般若の智慧を体得できたならば、」
心無圭礙。(しんむけいげ)「すべての不安や畏れから解放されて、」
無圭礙故。(むけいげこ)「心にこだわりを持たなくなるから」
無有恐怖。(むうくふ)「何ものも恐れなくなる。」
遠離一切転倒夢想。(おんりいっさいてんどうむそう)「ものごとを逆さにみる誤った考え方から遠ざかり、」
究境涅槃。(くきょうねはん)「永遠にしずかな境地に安住しているのである。」
三世諸仏。(さんぜしょぶつ)「過去・現在・未来にわたる”正しく目覚めたものたち”は」
依般若波羅蜜多故。(えはんにゃはらみつたこ)「知恵を完成することによっているので、」
得阿耨多羅三藐三菩提。(とくあのくたらさんみゃくさんぼだい)「この上なき悟りを得るのである。」
故知般若波羅蜜多。(こちはんにゃはらみった)「したがって悟りに至る行は」
是大神呪。(ぜだいじんしゅ)「大神呪であり、」
是大明呪。(ぜだいみょうしゅ)「大明呪であり、」
是無上呪。(ぜむじょうしゅ)「無上呪であり、」
是無等等呪。(ぜむとうどうしゅ)「比較するものがない最上の呪文なのである」
能除一切苦。(のうじょいっさいく)「これこそが、あらゆる苦しみを除き」
真実不虚。(しんじつふこ)「真実そのものなのである。」
故説般若波羅蜜多呪。(こせつはんにゃはらみつたしゅ)「そこで最後に、知恵の完成の真言を述べよう。」
即説呪曰。(そくせつしゅわつ)「すなわち次のような真言である。」
羯帝羯帝波羅羯帝。(ぎゃていぎゃていはらぎゃてい)「往け、往け、」
波羅僧羯帝。(はらそうぎゃてい)「彼の岸へ。」
菩提僧莎訶。(ぼじそわか)「いざともに渡らん幸いなるかな。」
般若心経。(はんにゃしんぎょう)知恵の完成についてのもっとも肝要なものを説ける経典。
※訳 瀬戸内寂聴参考ですがこの訳は一般的な漢詩の訳です。

結論:

般若心経は非常にポピュラーなお経で色々調べてみるとちびまる子ちゃんがピンチの時に唱えていたり、つのだひろがベートーベンの第九のメロディーで歌ったり

最初に書いた初音ミクは色々なアレンジがあって、ロックやアカペラやレゲエまであるんだよ。若い人はお経なんて興味もなかったと思うけど、曲にお経を載せることで若い人も「なんか和ぽくてカッコイイ!」みたいになってるんだよね。こういう世代が「定活世代」になって、お坊さんの般若心経を聞いて、「これ知ってる!懐かしい!」とかなったら面白いよね。今お葬式でも曲に合わせて般若心経を唱えたりするお寺もあるようだけど、「寺離れ」「墓離れ」はますます進むだろうから、こういう取り組みはするべきだと思うし、お経をわかりやすく説明したりすれば、もうちょっとお寺に親近感も持ってくれるんじゃないかな。今回色々調べてとても勉強になったし、これからも仏教は色々調べてみようと思ったよ。

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