夢の世界の庭園へ。

夢の世界の庭園へ。

素晴らしき由仁ガーデン。

「心の原風景」…

誰にでも、そう呼ぶのに相応しい場所があると思います。

私の生まれ育った北海道は広大で豊かな自然に恵まれ、市街地を少し離れると、
そこかしこに美しい風景が広がっています。

その中のひとつ、夕張郡由仁町にある「由仁ガーデン」は、
まさに私の心の原風景と呼ぶべき素晴らしい庭園です。

一昨年の夏に訪れて以来、なかなか来るチャンスに恵まれなかったのですが、
この9月の中旬、約2年ぶりに娘と二人、やっと再訪出来ました。

北海道の秋は寒くなるのが早いので、花達もさぞかし震えて小さくなっているのでは、
などと心配しながらガーデンに下りていったところ、

そんな杞憂など吹き飛ばしてくれるほどの、見事に咲き乱れている花々。

サルビア、向日葵、ケイトウ、コスモス…。

なんと、季節の過ぎたバラまでもが元気に咲き誇り、訪れる人々の目を和ませていました。

この日は平日のためか訪問客の姿もまばらで、広大な敷地の中、
あまり他の人とすれ違う事もなく、まるで庭園全てが私達の貸し切りのような感覚に陥ります。

きっと他のお客さんも同じような気持ちだったのではないでしょうか。

誰もいない、たくさんのケイトウが咲く花畑の前で、私と娘はしばし時を忘れ佇んでいました。

見渡せば、花達の向こうにはたくさんの木々と、どこまでも続く山の稜線。
道産子の自分でも、これほどの大自然を目の当たりにすると、さすがに圧倒されます。

「北海道に生まれて良かった…」と、心から思う一瞬です。

若い頃には、なかなか感じ得なかった自然への畏敬のような物が、
年齢を重ねるにつれて、いつの間にか胸に住み着いていたりするものですね。

そう考えると、「歳を取るのもそんなに悪い事じゃないな」なんて、
一人こっそり納得したりしてます。(笑)

さて、ひとしきりガーデンを回って少々疲れを感じた私達は、
施設内のカフェで一休みする事にしました。

由仁ガーデンはバイキングレストランのお食事も美味しいと評判ですが、
この日の我々はカフェの方でソフトクリームを頂いて、甘味補給(?)です。
(女性二人なので、スイーツに目がないのです)

入場券を買うと、受け付けでソフトクリームの100円割引券を人数分頂けます。
さっそくそれを有効活用し、テーブルについて甘~いソフトを堪能しました。

お味は、さっぱりとして尚且つコクがあり、
さすがは乳製品を誇る我らが北海道のソフトクリーム!
ぜひ、道外から来られた方々にも味わってほしい一品です。

「美味しいね」「汗かいたから、冷たいソフトはありがたいね」

などとほっこりしながら、私と娘はゆったりとカフェの窓からガーデンを眺めます。

休憩も出来たし、そろそろ帰ろうかとも思いましたが、
どうしてもまだ後ろ髪が引かれます。

まるでおとぎ話の世界のようなこのガーデンから、すっかり離れがたくなってしまいました。

(もうあと数週間もしたら、今この庭園で咲き誇っている花達は皆枯れてしまうんだな…)

そう思うと、さんざん歩き回って疲れているはずの足を引き摺ってでも、
もう一度、ガーデン内を散策したくなってきたのです。

娘も快諾してくれたので、もうあと小一時間ほど花達の側で過ごす事にしました。

夕日が傾く頃、そろそろガーデンも店じまいの時間です。
丁寧で感じのいい従業員の方々にお礼の挨拶をして、私達の夢の時間も終わりました。

私の住む町からは車で1時間半ほどかかる場所にある「由仁ガーデン」。
冬支度に入るため、10月20日で今年の営業は終わってしまいます。

私も今期はもう行けないので、また来年に訪問出来るのを楽しみにしています。

ちなみに入場料金は、大人で5月~9月・650円、4月と10月・350円です。
一日出入り自由の入場料ですので、とってもリーズナブルですよね。

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