ボランティアのすすめ

ボランティアのすすめ

ボランティアの目的

朝、近所の交差点で、登校する小学生の交通整理をしている男性がいます。80歳くらいの方ですが、顔の色つやも良く、はつらつとしています。しかも、いつもにこやかで、子供たちにも慕われています。
なぜ、こんなに元気なのですか?と聞くと「子供たちに元気をもらっているんですよ」とのことでした。確かに、一緒に道に立ってみると、元気に挨拶してくれる子供たちの可愛いこと!思った以上に癒されるし、朝のさわやかな空気に身も心もしゃんとするようでした。

ボランティアは、他人のためのようで、実は自分のためになる活動だという思いを新たにしました。

ボランティアの種類

ボランティアというと、どのようなものをイメージするでしょうか。
最近、ニュースなどで耳にするのは地震や台風の被災地で、片付けや避難所のお手伝いをする、というものです。現地の人にとっては、大変に助かる一方で、被災地での活動は大変に厳しく、心身共に辛いことも多いといえます。体力のある方には是非チャレンジして欲しい活動ですが、その他にももう少しハードルの低いボランティアが多くあります。

それではどんなボランティアがあるか、ざっと見てみましょう。
ボランティアには、
①1日から数日という限られた期間で行うもの
②継続して定期的に活動するもの
があります。

①としては、河川や海岸の清掃イベント、福祉施設などのイベント(クリスマス会など)のお手伝いなどがあげられます。
気軽に参加できるので、初心者にはオススメです。今まで地域に関わって来た経験が少ない人にも気兼ねなく参加でき、一回限りなので、時間的にも参加しやすいでしょう。
音楽や手品など、特技のある人が、高齢者施設で披露する、などといった活動も見られます。

②としては、子供食堂や、無料塾、登下校の見守りなど、子供達と関わるボランティアや、高齢者施設での話し相手、障害者の送迎といったボランティアがあります。
こちらは、活動場所での継続した人間関係が持てるので、居場所や友人ができる、というメリットがあります。
その一方で、ボランティアを受け入れる人々やボランティア同士の人間関係など、気を遣わなくてはならない場面もあります。また、仕事の分担など責任が生じて、負担に感じてしまうこともあるかもしれません。
しかし、勇気を持って飛び込んでいけば、他人や社会の役に立つだけでなく、自分の心身の健康維持に役に立つことでしょう。

ボランティアの探し方

これまで例を挙げたようなボランティアは、お住まいの自治体のボランティアセンターや社会福祉協議会などで探すことができます。ホームページで、募集中のボランティアを探せる所も増えてきました。
ボランティアセンターで、ボランティアとしての心構えや技術・知識(認知症や障碍者の方のサポートの方法など)を教える講座が開かれている場合もあります。
一回限りのボランティアの場合、自治体の広報誌などに掲載されていることも多いので、チェックしてみましょう。

この他にもお勧めしたいのが、自治会や防災組織への協力です。
日頃、地域と関わってこなかった人にはハードルが高いかもしれませんが、アクティブシニアには是非チャレンジしてほしいところです。

日本では高齢化が進み、自治会や消防団、自主防災組織などは、人手が不足しています。意欲があっても、身体がついていかない、という高齢者が無理をして運営しているような例や、自治会が自然消滅していく例も目にします。まだまだ心身共に余力のあるミドルシニアこそ、活躍できる場と言えます。

地域によっては、50代、60代なら若手として重宝がられることもあるのではないでしょうか。例えば、パソコンでの情報収集や資料作りなどは仕事で経験がある、という人も多いでしょう。身体が丈夫なら、防災組織での訓練や力仕事など、活躍の場が多くあります。今後いつ震災などが起こるかわからない昨今、このような活動の必要性は高まっています。いざという時のために、地域での活動をしておくことは、自分や家族を守ることにもつながるでしょう。

まとめ

年齢を重ねるにつれ、仕事を辞めたり、減らしたりすることは、楽しみであると同時に、することがない、居場所がない、とといったリスクを伴います。何か一つ、会社と家庭以外の場所で活動をすることで人生に新たなステージが開けるでしょう。

時間のない人は、まずは、家の前の落ち葉を片付けること、近所のお年寄りに声をかけて世間話をすることから始めるのもいいかもしれません。これも、立派なボランティアですね。

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