ダメ銀行員から大学教授へ

ダメ銀行員から大学教授へ

今の私

私は今、神戸に住んでいます
職業は小さな大学の教授です
仕事の内容は、週3日大学に行き
1日2~3本くらいの講義をしています
専門は経済学で 講義は約90分です
学生は留学生が多く、みんな熱心に講義を聞いています

本当に小さな大学なので、年収はさほど多くありませんが
自由時間が多いのは良いです
講義のない月曜日と金曜日は
健康のためにジムに通っています
1回の運動量は約1時間走って8キロ
自転車で1時間走り20キロ
3時間程度運動することにしています

土日は学生の自由研究やオープンキャンパス、
入試の監督で大学に出ることも多いですが
それらの仕事も、ほとんど午前中に終わります
終わった後は神戸元町のガード下に行き
趣味のクラシックレコード収集のため店を回ります
今日も素晴らしい収穫がありました

私は元々銀行員でした
しかも、銀行で役席(係長クラス)にもなれなかったダメ銀行員
そんな私が何故今の仕事をしているのか
その道のりを少しづつ話してみます
ダメな社会人であった私が状況を変えるために考えたことは、簡単なことで
① 人とは違った道を行く 
② チャンスを逃さない 
③ そして選択を迷わない

今回は、「人と違った道を行く」について、具体的述べましょう

人と違う道のり

まず、会社という組織の中で、他の社員と違ったキャリアパスを持つためには、
具体的にどのような事をすれば良いでしょうか?

1、社内での公募に応募する
 新部署創設や新たなプロジェクト人員募集等、組織の中では絶えず募集が行われています。
それらに積極的に応募する事をお勧めします。新たな環境や仕事に最初は戸惑うでしょうが、苦しいのは最初の数か月だけであり、その苦しみは必ず自分のキャリアとして帰ってきます。
 また、プロジェクトがたとえ失敗に終わったとしても、そのプロジェクトで得た新たな知見や人脈等は、必ずあなたを次の段階に導いてくれるはずです。

2、遠距離転勤に敢えて手を挙げる
 本社に在籍している場合、わざわざ好き好んで地方の転勤を希望するなど馬鹿げていると思う人もいるでしょう。
 でも、ここで発想を転換する必要があると思います。
 地方ではその地域に根差し、これまで経験できなかったような多くの新たな仕事があるかもしれません。また
その際に得られる新たな人脈もしかりです。
 そして地方に行くと、単身赴任などで比較的時間に多く恵まれる事が多いです。地方には必ず国立大学があるので、業後は飲みになど行かず大学院生として学歴を積むことも容易にできるでしょう。ちなみに、私が大学院へ初めて行ったのは50歳代半ばで退職が見えてきたころです。会社の仕事が終わった後、サテライトキャンパスに行き2年間勉強し、修士課程を修了。公募に応募して大学教員となったわけです。

3、出向に手を挙げる
 社内ではたまに出向の公募もあります。出向先を多少研究する必要があるでしょうが、募集が半官半民の組織や公共機関などの出向の場合は、可能な限り手を挙げる事をお勧めします。なぜなら、それらの組織では業界を縦断的に取り纏めている場合が多く、業界の調査や研究に多くの時間を費やしているからです。
 仮にその構成員となれば、海外研修や講演会の講師など、今まで経験しなかったような活動をする機会が多いことでしょう。また、その組織体にライバル会社からも出向者が来ていれば、格好の情報交換や人脈育成の場所となります。

4、大学院へ行く
 大学教員を目指す場合は、大学院へ行くことはほぼ必須であると言って良いでしょう。
 私の場合、銀行員からIT関連企業へ転職2回という経歴を経て大学院の試験を受けたのですが、結果からすればそれが大正解でした。
 大学院試験の際に作成する研究計画書にはこれから取り組む研究テーマを書くことになりますが、その作成の際に多くの業務経験があった私は、研究テーマの説明において、机上ではわからない現実の問題点や研究の必然性を記載したことで、他の受験生に比べ数多くの強みがあったと考えています。この大学院試験は数十名の受験生がおりましたが、この業務経験のおかげで首尾よく合格することができたと考えています。また、社会人入試の場合、英語の試験が免除されることが多く、大学にもよりますが研究計画書および面接のみという場合が多いこともハードルを少し低くしています。
 (業務経歴を元に研究計画を作成する方法については、長くなるので別の機会にお話しします)
 
5、新たな経験を積む
 ボランティア活動や目的を持った国内・海外旅行など、これらも自分を新たなキャリアに導いてくれます、しかしただ漫然と活動するのではなく、必ず立案した計画や実際の活動状況、活動結果や問題点などを資料の形で記しておかないと意味がないと考えます。それらの資料が分厚くなる程、活動分野において自分は多くの経験を積んでいる事が自信ともなりますし、その資料は活動の具体的な証拠となります。

 特に50代半ばでこのブログを読んでいただいている方々、遅すぎることは決してありません。
 変化を恐れずに前向きにチャレンジしていくことで、必ず新しい道が開けます!

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コメント

  1. 私事ながら、今年5月にお別れした元婚約者が経済学のポスドクとして、
    都内のある大学にお世話になっていたので。
    興味津々で拝読いたしました。

    経済学部?
    はぁ…それって文系でも「数が苦」がわかんないと入れないんでしょ。

    かつて共通一次の数学で58点/200点満点(10年間の共通一次の歴史で自身の高校で最低点)の、
    記録を誇る私は。

    それでも彼が説くマクロ経済学のプライベートレッスンに、
    日々尊敬を以て聞き入っていました。

    劣等生たる私には経済学の学位なんぞとてもとれそうにありません。
    ただ、市川先生の書かれたトピックを拝読し、
    「選択を迷わない」という部分に心を射抜かれました。

    生きていると常々選択する場面に遭遇させられます。
    固より理論的な考え方が苦手な私にとって、悩んで悩んで…
    熟考の果てのセレクトが、しかし誤ってばっかり。

    見極め違いで人生がドシュラバ続きです。

    しかしながら。
    どのような選択でも最終的には自分で判断したのであり、
    失敗も含めてすべては学びだとも思えます。

    できれば失敗したくありません。
    そのために選択ミスも可能な限り避けたい…それは私も同じです。

    ですが。
    これまで経験した何もかもが血となり肉となって、
    現在の私を形作っているんだとしたら。

    ありのままの私をそのまま正しく受容し、
    正しく愛するためにも、
    選択を迷わず、これまで選んだものを否定しない、後悔しない。
    そういう目線も本当はすごく大事なんだろうな。

    市川先生の文章からそんな気付きを得ました。
    ありがとう。

    もう本当に…自己採点で58点しか取れなかった共通一次の数学ですら。
    それをきっかけに、当時の高校の数学の先生は。
    傘寿を迎えられた今なお、不肖の教え子を案じて季節ごとにお便りをくださるので。

    出来の悪い私だからこそ大切にしていただいているのだとすれば、
    全てには意味があるのでしょう。
    そう素直に感じられる自分の心にもありがとうと言いたいです。

    前田穂花

  2. 前田さん、コメントありがとうございます
    ブログも始めたばかりですので、まだ慣れておらず
    申し訳ありません
    見ていただいて大変嬉しいです

    大学の教員にも2種類おり
    大学院から博士課程を経て教員になる社会人を経験しないタイプ
    大学から就職し、その後再び大学院に行き修士を取り教員になるタイプ
    どちらかと言えば、前者の方が本当の教員と言えるかもしれません
    ただ、時代は後者の教員を求めています
    それは、社会でイヤな事をいっぱい知っているから
    社会で多くの失敗と、数少ない成功を経験しているから
    そこに存在価値があると思います
    私も後者に属します
    だから、社会ではイヤな事と失敗ばかりでした

    一つ言えるのは
    やるかやらないかとの判断に迷ったとき、
    必ずやっておいて間違いがなかった!ということです

    これからもどうぞ宜しくお願い致します!

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