五十歳からのひとり暮らし・コスパよい自炊を続ける秘訣【一ヶ月15,000円以内】

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五十歳からのひとり暮らし・コスパよい自炊を続ける秘訣【一ヶ月15,000円以内】

食費を切り詰めつつ心は豊かに生きる

2016年の総務省家計調査によれば。

年金生活者の一ヶ月の食費の平均は…
自炊及び持ち帰りの中食分の計30,368円+外食代6,592円、
合計36,960円だったとのこと。

しかし、本来働き盛りで食べ盛りなはずの二十代男女の食費の平均が。
このところの社会情勢を反映してか20,000円を下回っている現実を鑑みれば。

私たちリタイア世代も、食費が家計を占める部分についてもっと精査し、
節約可能な部分はきちんと節約すべきでしょう。

実際に、私自身は毎月15,000円以内で食費を抑えるよう、
工夫を重ねています。

日々つらくなり過ぎず、
抑えるべきところは抑える食費の節約のコツについて。

実際に私が作る貧乏飯…
もとい、手料理の写真なども交えつつお話します。

生活費を節約。手っ取り早いのは食費を切り詰めること

フィナンシャルプランナー各位の節約本の数々を開けば…
本来、食費は収入の15%以内に収めるのが理想なのだとか。

障害年金と月々の原稿料を合わせると、
現在、私の一ヶ月当たりのインカムは200,000円弱といったところ。

そのうちの15%といえば…
つまり、私の食費は月額30,000円以下に留めるのが理想。

これでも年金生活者の平均値より7,000円ほど低い金額です。

さらに。私には体温を一定に保てない障害があります。
生命を維持するために通年でエアコンをフル稼働させておく必要があり、
そのための電気代が半端ないのです。

おむつを使用しているために単身生活ながら洗濯物も多い私は。

汚れるとどうしても入浴の回数も増えるので、
水道代やガス代もとてもひとり暮らしとは思えないほど、
高くついてしまいます。

そこで何を削るのかというと。
私の場合、手っ取り早く食費!となるわけです。

前田が食費を節約する上で工夫する六つのポイント

一枚だけサイズが小さくなりましたが、上の画像は、
私が2,000円の予算で実際に買った食材です。

正しくは2,000円で充分お釣りが来ました。

極力…天気が悪いとか体調が優れないとかいうのでない限り。

私はヘルパーなどのサービスは一切使わず、
自分で車椅子を転がしてスーパーの売り出しに出向いています。

私、前田穂花の食費を1ヶ月15,000円以内に収めるコツ。

① とにかくとにかくとにかく…自炊
② 主食は腹持ち良いコメ、野菜はもやしよりキャベツ
③ カット野菜や合わせ調味料はコスパ悪い場合も
④ コンビニに行く習慣をやめよ、サービスには極力頼るな
⑤ ネットスーパーや生協よりも運動を兼ねて激安スーパーへ出向け
⑥ リタイアしたついでに交友関係も変えちゃえ

これら六つのポイントについて、以下詳しく説明してまいります。

ポイント①とにかくとにかくとにかく…自炊

食費を極限まで抑えたいと思ったら。
月並みですが、三食自炊に徹することが一番です。

女性でもひとり暮らしだとごはんを作るのは億劫になりがち。
年齢を重ねて意欲が減退するとなおさら食事の準備は億劫でしょう。

これまで会社一筋だった昭和のお父さんであれば。
コメの炊き方すらわからないとおっしゃる殿方も少なくないと聞きます。

私にとって、自炊=理科の実験です。

お料理をしていて…浸透圧の仕組みだとか、
化学変化の成り立ちだとか。

遠い昔、高校の理科の授業で習ったことが。
数十年の時を経て今さらながらすとんと腑に落ちることもたびたびです。

そのたびに「高校に行ってよかった…」と本気で感じたり(笑)。

つまり。つらいと思うような自炊ではなくて。

日々気付きの得られる食事作りが実現するように、
着眼点を変えてしまうのです。

数年前に脳梗塞を起こしました。

固より車椅子を必要とする私ではありましたが、
脳梗塞の後遺症で左半身の機能を全廃しました。

それ以来、私の日々の自炊は…
理科の実験や家庭科実習の色合いだけではなくって。

ものすごく効率がいいリハビリに変わりました。

脳梗塞を起こして後遺症が生じた場合に。

何より早期回復が見込まれる機能訓練とは、
「当たり前の生活」を毎日続けること。ここに尽きます。

もし、ごはんを作ることが自炊の目的だと思い込んでしまうと。
心が折れてしまいやすくなるかもわかりません。

日々の自炊をうまくクリアする何よりの秘訣とは。

自炊を単に「自炊だけ」だと思わないことでしょう。

言い換えるならば。毎日のルーティンワークである自炊にこそ、
つらくならずに長く続けるために、
敢えて別の意味を載せてしまうのです。

ポイント②主食は腹持ち良いコメ、野菜はもやしよりキャベツ

毎日の主食はよくスーパーなどでバーゲンで売られている、
食パンやパスタで節約。

ネットにはそのテの食費の切り詰め方がアップしていますが。
じっさいに節約しつつ自炊をしてみて、
私はそれは違うと思います。

私がお勧めする一番コスパの良い主食は米です。

単身生活の女性、
もしくはシニア男性のひとり暮らしなのであれば。
一日二合(300g)のお米を炊くことで主食が賄えることでしょう。

一般的に5キロ1,500~2,000円のお米を買うことが多いかと思います。

5キロで1,500円のお米だったとして、
ごはんがメインの食事だと、
ひと月に3,000円弱で主食が賄えます。

やっぱり日本人の味覚には白いごはんが一番しっくりきます。
毎日飽きずに食べられます。

様々なおかずとの相性がもっともいいのもごはんでしょう。

パンやパスタに比べて、
その腹持ちのよさでもごはんは抜きん出て優秀です。

同じく。
よく節約食材の代名詞のようになっているもやしですが。

私はもやしよりキャベツを丸のまま購入するようにしています。

もやしは一袋数十円で買えますが、
炒め物をすれば一食分で食べきってしまいます。

季節にもよりますが、キャベツは一玉で大体100円前後。

もやしと同じ重量でキャベツを炒めておかずにするというコンセプトなら、
およそ八回(八人)分はあります。

そう思うと。
もやしは必ずしもコストパフォーマンスがいいとは…
言い切れないことがわかるでしょう。

同様に納豆とか卵とか…豆腐とか。
ちょっと見チープでリーズナブルな食材に思えるものも。

精査してみると決して安上がりとはいえないものも多く、
注意や毎日の研究を必要とします。

ポイント③カット野菜や合わせ調味料はコスパ悪い場合も

前項に付随しますが。
便利なカット野菜や「クック・○ゥ」などの合わせ調味料も。
使い切りで無駄がないようでそのじつコスパが悪いです。

先ほど実際に私は近くのスーパーに買い物に行きました。

その店ではキャベツが一玉48円。
対して、カットキャベツ(250グラム入り)は58円でした。

刻む手間を要する分、
カット野菜のほうが割高になるのは説明するまでもないでしょう。

ここまで申し上げると。
必ず反論として出されるのが「ひとりでキャベツ一玉も使えないだろう。
腐らせて無駄になるだけだ」という意見。

私の場合。
買ったキャベツ1/2玉をそのままコールスローに加工します。

酢で和えるため、冬場であれば五日程度は日持ちします。
夏場でも二、三日は大丈夫です。

残りは新聞紙にくるんで冷蔵庫の野菜室に入れて保存するもよし。

茹でてフリージングパックに入れ、
冷凍保存すればお味噌汁やラーメンの具として便利です。

たいていの野菜は加工して冷凍保存ができます。
肉や魚も同じです。

カット野菜は使いきりとしてはいいのですが…
割高なうえ、最初から加工されているので非常に足が早いです。
買って来てその日に食べてしまわない限り翌日には傷んでいる場合も。

調味料も然りです。
合わせ調味料で簡単に…などと思わずに。

味付けを制する者、料理を制す。
基本的なところから押さえて、得意料理のレパートリーを増やしましょう。
味覚音痴の修正にもなり「ボケ」予防にも繋がります。

余りこだわった香辛料などは不要だとしても。

味噌や醤油、塩や砂糖、油といった基本的なものはもとより。

胡麻油やオリーブ油、胡椒や豆板醤。
本味醂や調理酒、スープの素などを揃えると。
日々飽きの来ない手料理が愉しめます。

調味料をある程度買い揃えるのは。
初期投資としてはやや高い気がするでしょう。

しかし一週間そこいらで元が取れます、保証します。

昆布(簡単なので前田イチオシ)やいりこ、
鰹などでしっかりお出汁を取って。

野菜などを投入してお味噌を加えるだけで。

もはや一汁ゼロ菜(笑)。
めちゃくちゃごはんが進むこと請け合いです。

ここに簡単なおかずを作るなり…

いきなりの厨房入りでしんどければ、
出来合いのコロッケなどをゲットするのでもいいでしょう。

おうちごはんデビューのお父さんでも。
ごはんを炊いてお味噌汁を作るところから始めればきっと大丈夫です。

ポイント④コンビニに行く習慣をやめよ、サービスには極力頼るな

食費を極力抑えたければ。
まずはコンビニに行く習慣を改めましょう。

総務省調査などの結果によれば。
日本人が一度のコンビニでの買い物で使う金額は平均で1,600円弱だとか。

この金額って…当然。
食べものを買うだけではないのでしょうけれども。

コンビニ弁当を買って、パンやカップラーメンを買って。
ついお菓子とドリップコーヒーでもゲットしようものなら…
すぐに1,000円は超えちゃいますね。

最近のゆとり世代やさとり世代と呼ばれる若い男の子はしかし。
すごく金銭面で堅実なんだとか。

彼らは「どんなにかわいい魅力的な女の子でも…
コンビニのポイントカードを何枚も持っているような子、
コンビニでの買い物に罪悪感を抱かない女性とは直ちに別れる」。
そう言い放って躊躇しません。

バブルが弾けたあとに生まれ、
日本が経済的に豊かな時代を一切知らない彼らにとって。

割高なコンビニでの買い物は無駄遣いの巣窟、
コンビニを好む女性は花嫁候補からまず消去、というわけです。

意外とストイックな若い世代を見習いつつ。

五十歳を過ぎて体力的にも次第に衰えを実感している、
私たちミドル&シニアは。

便利なサービスを、しかし安易に頼るのは慎みましょう。

重たいものやかさばるものはどうしてもネットスーパー頼みになったり。

いよいよ介護が必要になったら、
宅配弁当などのサービスを使わざるを得なくなりますが。

そうでない限りは。
自ら安いスーパーにお買い物に行きましょう。

運動もできる、リハビリ効果もある、近所に顔見知りもできる…
お買い物は本当にいいことづくめです!

詳しくは次の項でお話します。

ポイント⑤ネットスーパーや生協よりも運動を兼ねて激安スーパーへ出向け

このところ、女性も男性同様に働き、
社会進出を果たすことがが当たり前になりました。

それでも家事や育児が女性の双肩に重くのしかかる日本において。

働く女性、一分一秒が惜しいワーキングマザーにとっては、
ネットスーパーや生協といった配達系のサービスは本当に助かるものです。

いっぽうで。
リタイアして比較的時間に余裕がある私たちシニア組は。
その分一円でも安い買い物ができるよう、
工夫して乗り切りましょう。

ネットスーパーなどは便利な一面、
配達に必要な人件費が加味されている分、どうしても高くつきます。

また、ネット(もしくは紙の)カタログはやたらと誘惑いっぱいです。

つい要らないものまでも買い込んでしまうほど、
カタログは誘惑で満ちています。

事前に予算を決めた上で、店舗で直接目で見て買い物をすることは。
意外と無駄遣いを防げる結果に繋がります。

食費を節約する買い物をマスターするためにまずは。
食材それぞれの適正な価格、さらに底値を知ることです。

この感覚的なところを養う上では、
実際にスーパーなどに足繁く通う経験がとても大切なのです。

さらに。
店同士の競合などもあり、
日々の特売やバーゲンも小売店同士で特徴を出していたりします。

Aというスーパーは野菜が安く、
Bという店ではコメや調味料などが安い…など。

店によって安い品物も違い、
特売日も、見切品を放出する時間帯も異なります。

特売はもはや生活防衛を超越してゲームです。
店ごとの特色や傾向をぜひとも熱心に研究しましょう。

バーゲンを制し、店の傾向を知るのは得こそしても、
損することは絶対にありません。

一円でも安い激安スーパーを制覇し、
お得に買い物を楽しめるようになればプロです。

最後に…ポイント⑥リタイアしたついでに交友関係も変えちゃえ

よくも悪くも「朱に交われば赤くなる」ものです。

リタイアしたついでに。
これまでの人間関係をも見直してしまいましょう。

大体において仕事だけで繋がっていた友人知人なんて。
一旦会社を離れればすぐに縁遠くなってしまいます。

子どもの付き合いでつるんでいたいわばママ友だって。

我が子が成人したら、もうそこで終わってしまいがちですね。

そうじゃなかったとしても…
老いも若きもマウンティングを好みがちな国民性において。
あなたの足を引っ張るだけの悪い縁というのはいっぱいあるのです。

断捨離しましょう。
年齢を重ねたらモノだけでなく、人間関係もさっぱりさせて身軽になる。
終活の基本です。

新しく友達を作るのは難しいともいえるし、
意外と簡単だとも思えたりします。

私自身はセミリタイアするにあたり、
金銭面において特にストイックな若い世代の集まるオフ会に、
参加するようにしました。

バブル世代の私が彼らから学ばされることは本当に多いです。
その殆んどが食費を月額10,000円以内に抑えている現実を目の当たりにして。

豊かな日本をしかし次世代に手渡せなかった…
ミドル世代としての責任を私は痛感したとともに。

今後老いていくであろうひとりとして。
学ぶべき部分は若い世代に学ばせてもらおうと決めました。

かつて同世代の友人とばかりつるんでいた私は。
高い喫茶店で味もわからないコーヒーを口にし、
タバコを吸っても「大人だしいいじゃん」と考えていました。

しかし、思い切って若い友人とどんどん会うように努めた結果。

外食が大好きだったバブリー世代の私は。

個室居酒屋で自身より立場が下の人物についやりがちだった
「アルハラ」を改め。

お若くてフレッシュな皆様とそれぞれのおうちで持ち寄り飲み会、
&持ち寄りランチ会。

一人1000円以内の予算で目下健康的な集まりを楽しんでいます。
無理強いする酒なんかで酔ったところで、
何一つ建設的な会話なんて楽しめないんだな。

人間関係を変えてしまうと、
これまでのお金だけで繋がっていた「友達」なんて。

実際はとても薄っぺらいんだなと思わされます。

日本社会が貧しくなったことは現実であり、
生活を守る視点が今後より重要になっている事実も否定はできませんが。

楽しみつつ自炊をし、食費を節約して。
心は豊かに過ごせるといいですね。

今後、実際の私の「貧乏飯レシピ」も順次公開しつつ、
皆さんと楽しい食費の節約法について。
知識をさらに深めていきたいと願っています。

前田 穂花

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