ハリネズミと共に暮らす

ハリネズミと共に暮らす

動植物と暮らすなんて向いてない

結婚して子供ができるまで
動物と暮らした事がありませんでした。

元々、面倒くさがり屋の粗忽者なので
動物は元より、植物さえまともに育てられず
枯らした鉢植えは数え切れず。。

子供が小学校の低学年の頃、
ハムスターを飼育セットごともらったものの
その頃は今のように情報もなかったので
1年ちょっとで死なせてしまい、
植物、動物共に「育てる(共に生きる)」のに
向いていないのだ、と思っていました。

ところが50歳を過ぎたある日、
何かのついでに
動物と暮らしたいね、という話になり。
子供(息子20代)がアレルギー体質なので
犬や猫は無理だから亀にしよう、と
適当に結論づけて、
何度かペットショップに行くうちに、
亀の予定が、何故かハリネズミを迎えることになりました。

一応、お迎えする前にネットで色々と
ハリネズミの事は調べていました。
あまり(ほとんど)懐かない事や、
針が痛い、偏食、病気になりやすいなど。
でも1ヶ月以上、何度か通っているうちに、
ペットショップで丸まって寝ている
ハリネズミの子供がとても可愛らしくて、
すっかり好きになっていきました。
お迎えしようと決めた日に抱っこさせてもらい、
その時あまり物怖じしなかったのが決め手になりました。

ショップで必要なものを買い揃え、
ハリネズミと一緒に家に戻りました。
子ハリネズミは環境が変わって不安なのか、
あちこちよじ登り、逃げようとしていて、
そんな姿も愛らしくて、ずっと見ていたくなりました。

大切なハリネズミの存在

そんな風にして、最初に迎えたのは
ハリネズミの男の子でしたが、
大きくなるにつれ、家族を増やしたいと思うようになり、
8ヶ月後にハリネズミの女の子を迎え、
4ヶ月後に3ハリの赤ちゃんが誕生しました。

残念ながら、お母さんのハリネズミは子宮の病気で2歳で亡くなり、
今現在はお父さんハリネズミと姉妹のハリネズミが家にいます。
(3ハリのうちの1ハリは里子に行きました)
ハリネズミとの暮らしは今年で4年目になりました。

面倒くさがり屋の私ですが、
ハリネズミに関しては甲斐甲斐しくやっている気がします。
フードにしてもハリネズミ専用のものだけでなく、
グルテンフリーのドッグフードとササミを
みじんに切って小分けにして冷凍したり、
コーンが好物なのですがそのままでは
消化に悪いので同じくみじん切りにしたり、
息子の離乳食を作っていた頃のようにしています。

動物と暮らしている人にはわかってもらえると思うのですが、
「ペット」とか「〜匹」とか「飼う」などの
言葉を使うことに抵抗があります。
彼らはかけがえのない家族の一員だし、
話ができなくても、姿形が人間と違っても
同じ生き物だと思うのです。
一緒に暮らす大切な命だと思います。

毎日彼らと触れ合って、心が落ち着くのを感じでいます。
ハリネズミの性格上、あまり慣れることもないので、
ケージから出そうとすると、怯えて丸まってしまいます。
人慣れする性格の子もいるのですが、
怯える子の方が多いので
毎日がはじめからのやり直し、のような感じです。
でも立てている針を少しずつ寝かせてくれたり
手の中で短時間でも寝てくれたり、
ちょっとずつ距離が近くなったと実感できると
とても幸せな気分になります。

ハリネズミの寿命は今のところ3歳〜5歳と言われています。
ハリネズミの生態に関して、よくわかっていない事が多いので
きちんと診られる病院も少ないです。
上記のようにあまり懐かない性格の子が多いので
迎え入れても育てるのを放棄するケースもあります。
そういうことをSNSで見聞きするたびに心が痛みます。

最初に迎え入れた男の子ハリネズミは3歳4ヶ月になりました。
ケージを開けて元気な姿を見るたび、ほっとしています。
そして、懐かなくてもこの愛おしい日々がずっと続いてほしいと
毎日願っています。

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コメント

  1. はじめまして。

    まず、こういう感じでハリネズミがおうちで飼われている様子を、
    リアルに見させていただくのが初めてです。

    アップされた画像を想わず「ガン見」しました。

    丸まったり眠ったり…ちゃんと表情があるんだ。
    何よりその事実に惹かれました。

    愛らしいです。

    私自身は現在猫を飼っています。

    五十歳を過ぎ、
    現在病気で緩和治療&在宅医療のお世話になっていること。

    子どもの時に虐待を受け、33回も精神科に入院。
    成人後はDV被害に見舞われて相当病んでいる経緯などもあって…

    心療内科医に相談し、あくまで治療の一環としての試みでした。
    飼うに当たっては、賃貸ということもあり、
    医師の意見書を提出して飼育許可を得るところから取り組みました。

    そこまで頑張って飼い始めた猫は…
    確かにとても可愛いのですが、可愛がる合間にもフラッシュバックが起こります。

    「子どもの時の私はこんな我儘なんて許されなかったじゃん!」と、
    猫のじゃれつく姿に急に悲しくなって泣いたりも。

    かつて結婚はしていました。※過去形
    ただ、自身が虐待されていたので、我が子にも同じことをしてしまいそうで。
    とても子を産み育てられる自信がなくて…
    子宮頸がんを患ったこともあり、自身の子どもはありません。

    猫を飼ってみて、とても可愛いのですが…
    生命を育てることは難しいなと心から思います。

    そのなかにあって、
    我儘な私に、しかし縁あって子どもになってくれた三匹のねこさんたちに…
    猫の日の今日、あらためて感謝したいと思っています。

    ハリネズミさんの可愛い様子、これからも楽しみにしています。
    前田穂花

  2. 追記です。

    「おひとりさま」の私ですから。
    当然、私に何かあった場合のねこさんたちの行く末も考えています。

    万が一の際の、里親さん候補の方々を頻繁に拙宅に招き、
    ねこさんたちと遊んでいただくことで、
    適性を見つつ、今後を検討し続けています。

    それ以上に…私が一番悩んだことは。
    そのじつ「猫への声がけや遊び方がわからない」という点。

    猫の飼い方、についてはいいテキストもいっぱいあります。
    検索すれば必要な情報もたくさんヒットします。

    しかしながら、いわゆる「マザリング」ができません。

    お母さんが赤ちゃんに声がけしているような感じでいいんだよ、
    そういわれても…子どもの時の記憶が余りにひどいので、
    完璧に抜け落ちていて、猫に話しかけられないのです。

    これでも私は保育士になるための勉強をしていたのですが…
    学校で学んだことは文字通り「机上の学問」でしかありません。
    愛は学校の授業や講義では学べないらしいです。

    虐待の影響って…五十歳を過ぎても残るものです。

    今は訪問看護に来てくださっている看護師さんや、
    往診に来てくださるお医者さん方が全員猫好きな方で、
    まずは「可愛がり方」を教えて戴いています。

    精神科医も往診に来てくださっているのですが…
    「猫ちゃんをかわいがることがあなたにとってとても大切な治療なんだよ」。
    そうおっしゃっています。

    うちの子になってくれた猫一同に感謝するとともに。

    生きることや育てること、
    愛し慈しむことの真意を日々思い悩みつつ暮らしています。

    穂花

  3. 前田穂花さんへ。

    コメントをありがとうございます☆
    お返事が遅くなってしまいすみません。

    お辛い経験でしたね。。

    私も昔、継母から心身共に虐待され、
    現在もパニック障害持ちです。
    ハリネズミをお迎えしようと思った時、
    パニック障害のことは頭になかったのですが
    ハリネズミと触れ合っている時には
    一度も発作が出ていないので
    (この事に気づいたのは少し経ってからですが)
    私にとってハリネズミは
    癒しをくれる動物なんだなあ、と
    思います。

    全ての人にハリネズミを勧める、
    ということではなくて
    動物には人間を癒す力がある、と
    感じています。

    ハリネズミと暮らしていて
    4年目ですが、まだまだわからない事だらけだし
    手探りの状態です。

    穂花さんも猫ちゃんに癒されているように
    私もハリネズミに癒されているし
    その魅力を少しでも伝えていければ
    と思います。
    これからもよろしくお願いします☆

  4. 穂花です。
    お返事ありがとうございます。

    raindrop84さんの投稿のハリネズミちゃんのお写真を拝見すると、
    画面越しにご家族に愛されてお過ごしなんだなあと伝わってきます。

    可愛らしいお姿に観ているこちらまで、
    ぽわ~~んとした幸せを感じます。

    raindrop84さんも昔お辛い体験をされたのですね。

    それでも現在は独立、ご家族とお暮らしとのお話で、
    今のお幸せが永く続き、つらかった過去が癒されますように。
    僭越ながらそうお祈りいたしました。

    普段は可愛い拙宅の三匹の猫どもも時折徒党を組んで、
    無敵の悪党「ニャンギラス」になって派手な悪戯をします。

    猫どもの、その斜め上からの破天荒な行動に、
    部屋をめちゃくちゃにされる私は怒りを超越して、
    まさに度肝を抜かれるという感じですが。

    それでもこの子たちのいない生活は考えられません。

    結婚してもうまくいかず、人生にバツが二つもついて。
    愛などないんだと考えてきた私に…

    私が愛を以て日々お世話しないと、
    直ちに生きていけなくなる存在が本当にある事をまずは理屈でなく、
    教えてくれた猫どもに、
    私は深く感謝しつつ、今日も彼らの悪戯の後片付けに興じています。

    raindrop84さんのこれからの投稿、
    そして引き続きのハリネズミちゃんのお写真。
    心待ちにしています。

    穂花

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