コロナ見舞いと「神の手」???

コロナ見舞いと「神の手」???

友人から来たLINE

ちょっといやな話なのでせめてきれいな写真を貼ってみました(笑)。

新型コロナウイルス感染への心配から、様々なイベントやサービスが中止となり、何となく寂しい毎日ですね。外に出るにもマスクをしていないと、不安なような、他人の目が気になるような…

私も体操サークルや自治会のイベント開催が自粛となり、そうすると喋る人がいなくて、心身共にストレスがたまっています。
そんな中、友人同士でメールやLINEを送りあって、励まし合うのが日課となっていて、それはそれで楽しみです。

しかし、先日とても気になることがありました。
友人からのLINEで「神の手」の写真というのが送られてきたのです。
雲の写真なのですが、手の形に見えます。
「沖縄の空に現れた珍しい雲で、たくさんの人に送ると幸せになる」とか、なんとか。

スロハピの賢明な皆様ならお分かりと思いますが、これはチェーンメール、昔の「不幸の手紙」と似たようなものです。

「神の手 チェーンメール」で検索をかけると、これがただの合成画像であること、場合によっては
  「↓詳細はこちら」
などとリンク先が貼ってあり、そこをクリックするとマルウェアに感染したり、フィッシング詐欺に利用されたりする危険がある、というので、やっぱりねーと思った次第。

20代の人に聞いてみたら、これは10年以上前に、中学生の間で流行ったもの!だそうです。
こんなのがまだ、残っていたんだ!と驚いていました。

70~80代のLINE使用者が増えている

「神の手」の写真を送ってくれた本人は私の幸せを思ってくれたのか、話のタネと思ったのか、というところでしょうが…
「ありがとう、でも実はこれはね…」と伝えると、驚いていましたが、私がもっと驚いたのがこのチェーンメールならぬチェーンLINE?が、80代の親から送られてきたものだった、という事実。

確かに、最近の高齢者はスマホも使うし、子供や孫に勧められてLINEを始めた人が結構たくさんいます。
手軽だし、通話や写真のやり取りも無料で出来るし、災害の時などの安否確認にはとても便利だから、と。

しかし、50代の私の友達ももちろんその80代の方も、ネット上のウソや危険に少々疎かった、と言えるんじゃないかと思います。
特に、スマホが普及することで、今までネットに触れたことのなかった人が、急にたくさんネットに繋がった、というのが、ここ数年の現象だとおもいます。
そういう人達がころっとだまされちゃうのかも。

今回はリンク先がついてなかったのですが、面白がってこういうものを回すのが習慣になれば、いずれ危険なものに当たってしまうのは目に見えています。
このようなものを気軽に回すのはダメだって、誰かが高齢の方に伝えなくては…

何より、写真一枚ポチッと送っただけで幸せが来るなんて、そんな安易な考えはどうなんだろう。

親切な人こそ危ない

東日本大震災の時も、「雨に有害物質が含まれている」というデマメールが広がったことがありましたね。
私のところにも何通か来たのですが、この時も、子供達は「それって数日前にTwitterで流れてすでに収束したデマだよね」と言っていました。
このメールを送ってくれた友達は皆、他人のことを思いやる気持ちの強いリーダー的な人達でした。
自分が皆を危険から守るのだ、という使命感があるのはいいのですが、ネットというものを疑ったり、ちょっと立ち止まって調べたり、これを発信したらどうなるのかという想像力に欠けていたのかもしれません。
今20代くらいまでの人たちはデジタルネイティブなので、ネットの情報を一度疑うのが当たり前なのかもしれません。

その一方で、こんな話もありました。NHKの特集番組で報じられていたのをご覧になった方もいるかもしれません。「あるTwitterアカウントをフォローすると100万円が当たる」などという詐欺に、10代の人が引っ掛かって逆にお金をだまし取られた、というのです。

こういうことを聞くとミドルシニアの私たちがしっかりしなくては、と思います。若い人たちには、「濡れ手で粟の話などどこにもないのだ」ということを教える一方、年配の人には、個人情報が漏れてしまう危険について伝える必要があるのではないでしょうか。
与えられた情報はまず疑って、自分で調べてみる。貰ったコンテンツをそのまま人に回すのはやめる。
親切な人でありたいと思ったら、そういう心がけも必要なのではないかと思います。

新型コロナ関連のデマ

ここのところは新型コロナ関連ですでに様々なデマが出回っているようです。例えば、マスクの材料の為に紙を使うから、トイレットペーパーがなくなる、というデマがありました。
これもちょっと調べたらデマだとわかることです。
そのほか、マスクを配布します、というショートメールを使った詐欺や、コロナの検査をするから住所と電話番号を知らせろ、といったものもあるようです。

また、事実だからなんでも流していいものではない、という点も心したいです。
他人のプライバシーを流して喜んでいる人は自分のプライバシーも全世界にさらしていいと言っているようなものです。

それにしても、今回朝一番にスーパーに並んで、トイレットペーパーを抱えてニコニコ出てくる高齢者の多いこと。
東日本大震災の時も、ペットボトルの水を買い占めていたのは高齢者でした。

オイルショックの記憶があって、熱くなるのはわかるけれど、すこし気持ちを抑えたい。
そしてせめて他人を巻き込まないようにして欲しい。
抑えてあげるのは、私たち少し若い世代なのかもしれません。
自分も、いつ騙されるか、と思うと心配ですが、精いっぱいの注意をしたいと思いました。

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