すみっこで楽しむ原種系チューリップ

すみっこで楽しむ原種系チューリップ

原種系チューリップをご存知ですか?

 みなさん、こんにちは。たろうです。東京の方は33年ぶりに3月末に雪が降ったそうですが、実はその33年前というのがたろうが大学進学で上京した年でした。夜行列車で広島から東京に行ったのですが、朝目を覚まし、神奈川あたりでトンネルを抜けると雪国が広がっていました。まるで川端康成の世界ですね(笑) 懐かしい思い出です。
 ところで広島も少し寒くはなりましたが、ずいぶん春めいてきたというか、原種系チューリップが咲き始めました。
 みなさんは原種系チューリップはご存知ですか? 別名、ミニチューリップとも言われ、小さいのです。普通のチューリップは丈が30センチくらいになって女性の拳よりも少し小さいくらいの花が咲きますよね? 原種系チューリップ、もしくはミニチューリップというのは草丈が10センチから20センチ、低いものでは8センチくらいで、花も指先でつまめる程度の大きさです。
 いくつか写真をご用意しましたので見てみてくださいね。

原種系チューリップはとても可愛らしい

 原種系チューリップは「原種系」というくらいですのでチューリップの原種です。しかし市販されているものはある意味、園芸種に品種改良され、毎年毎年新作が登場します。新作の登場は例年八月です。ミニチューリップと言われるだけあって小さいのですが、球根と球根の間隔を詰めても植えられるので花がびっしりと咲く印象で、とても豪華になりす。小さいのに豪華に見えるんです。
 鉢植えで楽しんでも当然キレイですし、庭植えにしても春先に庭の片隅で群れて咲く様子が愛らしいチューリップです。
 そしてこの原種系のチューリップですが、咲くのは普通のチューリップよりも早く、三月中旬から三月末に咲きます。普通の園芸種のチューリップは四月ですからね。
 この原種系チューリップをうまく活用すれば、庭のすみっこを使って他の植物と時間差で咲くように仕掛けができるので、ご紹介しますね。

たろう家ではシャクヤクやクリスマスローズの隙間に植えている

 たとえば植物を群植、と言ってかたまりにして植えるには株間を取らなければなりませんよね? たろうの家ではまずは楓の木の下にクリスマスローズを群植にしています。すると、クリスマスローズならば20センチから30センチの株間を開けないと成長した時にきゅうきゅうになります。
 とは言え株と株の間に隙間があると寂しい気がする…。などという時に原種系チューリップが活躍します。原種系チューリップは球根が小指の先くらいの大きさのものが多く、植え付けも浅くても結構です。ですので株間に植えておくとお庭がビシッと詰まった感じがして豪華になります。一つのテクニックですね。
 次にシャクヤクとの相性をご紹介しますと、シャクヤクは三月下旬に芽を出し、それから成長して五月に花を咲かせます。そのあとは葉っぱばかりで日光を吸収して育ちます。そして秋口から葉が茶色になり始め、十月頃には葉が枯れてしまいます。枯れた葉は十一月に根元から切ってやります。
 するとシャクヤクゾーンは何にもない状態になって、翌年の三月末にシャクヤクが芽吹くまで本当に愛想なしです。
 シャクヤクは葉が広がるので株間に何か植えることはほぼ無理です。そんな時に役立つのが原種系チューリップなんです。シャクヤクの株間に原種系チューリップを植えておいても小さいのまずは邪魔になりません。そしてシャクヤクと季節がバッティングしないのです。
 シャクヤクは十一月に根元から葉を切ってやらねばなりませんが、殺風景になった庭に春の訪れとともに植えておいた原種系チューリップが芽を出してくれます。これが二月末くらいです。そして原種系チューリップは三月中旬に開花して、シャクヤクが成長する頃には枯れてまた球根に戻ります。ですのでまるでバッティングしないのです。
 あまりぎゅう詰めにすると風通しが良くないですが、風通しに注意しながら原種系チューリップを隅っこに植える方法、試してみてくださいね。

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