不幸の手紙に考え直す当たり前への感謝【コロナ疲れに刺さる言葉】

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不幸の手紙に考え直す当たり前への感謝【コロナ疲れに刺さる言葉】

コロナ禍の最中に私が受け取った「不幸の手紙」

前田 穂花です。

前のトピックでもお話したように…
過日からうつ状態に陥り、現在精神科で治療を受けています。

今日も拙宅に看護師さんや作業療法士さんがおいでになられ、
現状における問題点や、
今後の方向性についてお話し合いをしました。

明日は精神科の主治医が往診にみえる予定です。
自分でモーションを起こさなくても、周囲が動いてくださる今に、
私は感謝したいと考えています。

感謝といえば。

先日、ある筋から噂の「チェーンメール」が届きました。
昔でいう、いわゆる「不幸の手紙」です。

しかしながら「不幸の手紙」とはいえ、
すごく心に刺さる内容だったので、皆さんにもシェアしますね。

原文は中国語でした。

以下、とある大学のオープンキャンパスでお知り合いになった、
台湾からの留学生の女性による翻訳(意訳)でどうぞ。

※現在、本当にお辛い中にある方にはむしろ、
 悲しみを増すだけの内容かも知れません。
 その場合にはどうかスルーされてください。

*********************************

もしあなたに大病が無く、
毎朝起きられるのであれば、おめでとう。
全世界の約100万人は、
今日から一週間以内のうちに亡くなってしまいます。

もしあなたがこれまでに、
戦争・不当な監禁・飢餓・寒冷に苦しまされる経験が
無かったのであれば、おめでとう。
あなたは少なくとも5億人の人よりも幸せな立場です。

もしあなたが宗教活動に参加する場合、
邪魔されず、逮捕されず、乱暴されず陵辱されず、
殺される可能性も無いのであれば、おめでとう。
あなたは30億人よりも自由な身分です。

もしあなたの冷蔵庫の中に食べ物があり、
着る服があり、住む部屋があるのならば、おめでとう。
あなたは全世界の75%以上の貧困層に対し、
25%の富裕層にあります。

もしあなたの銀行口座に残高があり、
財布にお札が入っているのであれば、おめでとう。
あなたは全世界トップ8%以内のお金持ち!

もしあなたにこの文章を読めたのならば、おめでとう。
世界の20億人はそもそも文字が読めません。

台湾では10年以上前から有名な「幸せのメール」

――翻訳してくださった台湾の留学生の友人曰く。

彼女の国では社会情勢が不安定になった2008年頃から、
このメールがあちこちで出回り始めたそうです。

実は彼女も、彼女の旦那さんも過去に…
同じ内容のメールを受け取った経験がおありなんだとか。

今回、このコロナ騒動を受けて日本にも、
何らかのきっかけで同じチェーンメールが入ってきたのでは?
そうおっしゃっていました。

友人ご夫婦はお二人とも台湾最難関の大学を卒業され、
ママとパパになった現在も研究者としてご活躍中です。
彼女の大学院での研究テーマが「社会保障論」のうち「貧困」。

気になるこの文章の内容についての「真偽」ですが。
“専門家”である彼女がいうにはほぼ「真」。

データ的にやや古さがあるとはいえ、
現代の世界情勢的には正しい事実内容だとのこと。

そして、台湾では「不幸の手紙」というより。

むしろ、現在の自分自身の「幸せ」について…
真摯に考えさせられるきっかけとして、
まさに「幸せのメール」として受け止められているのだとか。

私も何度も読み返してしまいました。

当然だと思っていた事柄。実は決して「当たり前」なんかじゃない

文章の段落ごとの「おめでとう」という結びと、そして…
あとに続く、この世に生まれて生きる上での厳しい現実。

これまで如何に自分が平和ボケしていたのか、
備に考えさせられまくりの私です。

「アフリカのうた」川村カオリ
https://www.uta-net.com/movie/196921/

朝起きられることが、私にとっては「当たり前」でした。

だからこそ、歩けなくて車椅子に乗っている自分、
がんを患い、脳梗塞で片麻痺になっている自分は…
私にしてみれば「世界で一番可哀想な私」。

しかし、この文章によれば、
今日から100万人の人はこの先一週間以内に亡くなるのです。

生きている事、明日の朝目が覚めて活動できることは、
決して当たり前のことでも、当然の権利でもなかったのです。

ライターとして自由にモノが言えない時代になりつつある。
私の中にそんな実感こそあるにせよ。

それでも日本では思想や信教の自由、表現の自由、
職業選択の自由…最高法規としての憲法で保障されています。

自由にモノが言えないと思うならば。
「自由に表現できません、言えていません!」
そう抗議する自由も…
我が国日本では保障されています。

…毎日ごはんが食べられること。
暖かい部屋、ふかふかのベッドで寝られる幸せ。
水道をひねればお水が出、電気が点くこと。

最低限食べていけるだけの仕事があって、
時折コンビニでお菓子やジュースを買える程度に、
手持ちのお金がある幸運。

文字が読めて、文章が書けて、本の内容を理解できること。
パソコンやタブレットが操作できて、
インターネットが使えること。

ネットで常時世界中の人に発信し、
世界中の人の発言や動向をインプットできる日常。

どれも私にとっては「当たり前」のことでした。
当然の権利だと信じ込んでいました…

だけど…本当は「当たり前」なんかじゃなかったんだ。

月並みな表現、陳腐な言い回しにはなりますが…
目から鱗が落ちるような想いです。

今さらながら「当たり前」だったことに感謝しようと思いました。
本当に考えさせられました…。

コロナ禍がせめて「感謝し直す」きっかけになればいいな

そして…本来「不幸の手紙」なんて、
もらいたくはないけれども。
受け取ったら開かずに直ちに捨てるべきものだけど。

文面がここ暫く「コロナ疲れ」で、
すっかり病んでしまっていた私の心に、
ぐっさり刺さる言葉だったから。

ついつい皆さんにも読んで戴きたくなりました。

チェーンメール、そして「不幸の手紙」をもらうことと、
比較なんてとてもできそうにないほど…
今回のコロナ禍は社会に深刻な影響をもたらしています。

コロナ感染のために亡くなった方の、
お話を見聞きするたびに。
私たちは心を乱し、見知らぬ方の訃報を、
自分の事として受け止めては悲しんでしまいます。

私も…とてもつらいです。
だけど、私の紡ぐ一言がすごく陳腐に感じられるので、
自身の言葉ではこの重たい気持ちをとても言い表せそうにありません。

だけど。世の中が混乱し、自由に動けなくて、
先の見通しも立たなければ悲しくなるのは当然です。

自分を許し、他人を攻撃せず。
自身の不安をスライドすべく、他人に対しマウントをとったりせずに。

今、在るものをご一緒に数えましょう。

――この経験はとてもつらいけれども、
普段忘れていた大切な何かを考える時期に充てよう。

感謝を忘れ傲慢に生きていた私にとって、もしかしたら…
このつらくて悲しい、先の見えないコロナ禍も「お知らせ」かも。
自身の日常を考え反省するきっかけかもしれないよね。

現状、そして見えない未来がつらくてやりきれないけれども、
全ての事柄には意味があるのだから…

そう思えた時、今の絶望の底に在って。
しかし、私には少しだけ光が見えた気がしました。

「希望はいつだってあるのだ 時々薄暗くなるけど」。

「ホープ」真島 昌利

皆様にも、そして私自身にも…
例え僅かでも未来に希望が常に見え、心に平安がありますよう。

前田 穂花

**************************

2020.04.03

前田 穂花です。
2020年3月31日及び翌4月1日にスロハピのblogに投稿した、
私のトピックについて、以下の通り追記いたしました。

このような国難の時期にあるからこそ。
攻撃しやすい誰かを叩くことで心を保ちマウンティングを図る…
そういう行為が少しでも減りますように。

本当に成熟した社会の在りようとは、
つらい時につらいと弱音が吐けることをも保障された世の中。
困った場合には適切に助けが求められるような世の中。

弱い立場の人も切り捨てられることなく、
多数派の自分たちとは違う変な奴だと差別されず、見殺しにされず。
それなりに社会に繋がれる(=社会全体が弱者も包括し得る)ような…
世の中だと思います。

本来「みんな同じ」なのではなく、
社会の構成は「みんな違って、みんないい」なのです。

こういう時期だからこそ、それぞれが違いを認め合い、
違うという事実を受容する機会となり得ますように。

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