■ 「アルジャントゥイユのひなげし」! 駆除対象なのでしょうか?

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■ 「アルジャントゥイユのひなげし」! 駆除対象なのでしょうか?

□ ケシ畑で日傘をさした婦人と子供の・・・と言えば思い出されるクロード・モネの絵

・「危険外来植物」は駆除対象なのでしょうか・・・

近年都内でも「ナガミヒナゲシ」がちょっとした歩道の隙間でも咲いているのが見受けられます。
花屋ではポピーと言って別種の切り花も売られています。

行政では危険帰化植物(外来種)とチラシを発行し駆除をすすめているところもあります。
可憐なオレンジ色のヒナゲシを駆除するのも気の毒で一昨年から咲かせて見ています。(画像)

「長実」ナガミというくらいですから種はたっぷり入っています。
湿り気があると発芽率も良好です。

「背高泡立ち草」も嫌われました。
ススキと共存できず相当増えましたが、いつのまにか探すほど見えなくなりました。
銅媒染で季節によって美しい緑色が染まります。葉・花を煮ると泡立ちます。

前出のモネの絵に婦人が黒い日傘をさして少年と丘を歩いている絵(575×480 オルセー美術館 パリ)を
知らない方は少ないほど有名です。
妻のカミーユと息子のジャンを描いています。

遠くにテラコッタの家も描かれています。モネにとって一番幸せな時代であったと記しています。
幸せを描いたこの絵に憧れて、日傘をさしてケシ畑を歩いてみたいと思った時もありました。

「ナガミヒナゲシ」がモネの描いたケシと同種かいろいろ潜ってみても情報はありませんでした。
交配して強くなって日本に入って来たのかもしれません。

今年は気候条件も良く、多くの花が咲きました。
一番美しく咲く時は薄曇りの朝一斉に咲きます。
雨が降ったり、風が吹くとすぐに花弁はハラハラと音もなく散ってしまいます。

チョットした変化をキャッチして日差しによってオレンジとピンクの混色した薄い花弁は次々下に落ちてしまいます。
キッとお日さまを見上げている元気な「ひまわり」等にはない愛おしさが生まれます。
群れて美しい花でもあります。

桜の花より儚い・・・次の朝はまた違った蕾が咲きます。

・なぜ魅力的なのか考えてみました。

以前、恩師にポピーの絵の帯を織っていただきました。
帰り際に、庭のポピーの花を数本切って、残糸で結んでくださる先生に木綿の帯をお願いしたことがあります。
その帯には花は勿論、蕾も花弁の落ちてしまった実(種)までも織り込まれていました。

ケシの蕾は優雅に首を垂れ白鳥の姿のカーブに似ています。
種は凛と立っています。
花は風に任せています。葉は花を邪魔せず、深い青緑です。

「蕾・花・種それぞれに造形的で個性がある」これらが惹かれる理由かもしれないと思います。

□ 駆除する理由を考えてると

・行政はアレロバシー活性が強く雑草化がおおきいので、広がらないようにする必要があります。

(アレロバシーとはある植物が作る化学物質が他の植物・微生物・昆虫・動物などに
直接または間接的に何らかの作用を及ぼす現象)

農業環境技術研究所

そして除草剤の「ラウンドアップ」などの名前が並ぶ・・・ (鵜呑みに出来ない理由です。)
栽培を禁止するわけではなく、自治体が危険感から先手を打っている。

さらに潜ると法的に禁止しているわけではないが栽培する時の注意等もあります。
増えすぎるから困る程度で人体への影響等に触れる注意は明記していません。

風の強い当地では「ガウラ」「タカサゴユリ」「ニワゼキショウ」知らない間に咲いている花が数種類育っています。群生するととにかく可愛いのです。小さなものが精一杯・・・です。

増えすぎ交配し、遺伝子が変わっていくことが悪なのか・・・

詳しく調査する気持ちも持てませんでした。
花は別の楽しみ方のような気もしました。

来年は?
まず花を楽しみ、モネの絵を想像するとしましょう。曖昧模糊・・・

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