デモンストレーションのお仕事はラク

デモンストレーションのお仕事はラク

転職のための面接

会員制大型スーパーの試食を提供するデモンストレーションという仕事があります。
基本的には、ただ立ってしゃべっているだけの簡単な仕事で、年配の方がたくさん所属しています。
いつ見ても、そんなにハードには見えなかったので、私も応募してみることにしました。

「週に何日くらいの勤務を予定していますか?」
面接でまず、そう聞かれました。
「扶養の範囲内なので、そんなにたくさんは入れないのですが……」
様子をうかがいながらお返事をすると。
「こちらとしては、週に2日くらいだと採用しやすいです。
週に5日くらいでガッツリ稼ぎたいという方は、残念ながらその時点でお断りしています」とのこと。

なんでも、毎日10人くらい必要なところ、50人以上の登録者がいるとのことなのです。
どうしても、休み希望日が重なってしまうことがあったり、
クリスマス時期などお店が大変混雑するときには、普段よりスタッフが必要になるため、
採用人数は多めで、1人あたりの仕事量は少なめになっているそうなのです。

ただ、平日は8時間、休日は10時間立ちっぱなしという仕事なので、
私にとっては、前職よりも長い仕事時間になります。
だから、仕事日が少ないのはちょうどいい、と判断しました。

デモンストレーションの仕事

商品のデモンストレーションをする仕事というのは、想像以上にラクでした。
毎回扱う商品に関して、きちんと説明された用紙が用意されていて、アピールポイントも記載されているのです。
「いらっしゃいませ」
「よろしかったらぜひお試しくださいませ」
と呼びかけて、興味を持ってくれた方に、詳しく説明をするという流れ。
最初は、難しいことを聞かれたらどうしよう、と不安で仕方なかったのですが、
たいていのお客さんは、試供品を試すことが目的なので、
説明はさほど重要視していないように感じます。
もちろんお試しいただいている間に、商品の説明をできる限り詳しく行うので、
お客様は実際に使ってみた感覚と、その時の説明で、納得してくれることが多いのです。

ただ、8時間ないし10時間、同じ場所に立ち続けるというのは、慣れるまではちょっと大変でした。
長時間、やることが同じで、正直カンタンすぎるので、時間がたつのが長く感じるのです。
特に平日など、あまりお客さんが来ないときは、退屈を紛らわすのに苦労しました。

扱う商品は高額な電化製品もあったり、日常的に使っている化粧品や日用品もあったりと、多岐にわたりました。
私が担当した中で一番高額な商品は、10万円もしました。
そこまで高額となると、衝動買いをするお客さんはいないため、いきなり購入していただくのはほぼ不可能です。
そういう場合は、話を聞いてもらえることを目的として、がんばりました。

逆に日用品だと、こちらの説明なしでも「いつも使っているから」という理由で購入してくれるお客様もけっこういます。
デモンストレーションなしでも良さを理解してもらえているのは、とっても助かります。
ヘタすると、付け焼刃の知識で説明している私よりも、実際にお使いいただいているお客様のほうが詳しかったりもしました。
お客様との情報交換をするような形で、楽しく会話を弾ませることも多々ありました。

仕事が入らない

そんな中、昨年10月に増税がありました。
その影響で9月末は連日混雑し、順調に仕事があったのですが、10月に入るとお客さんは驚くほど減りました。
すると、試食や試供のコーナーも減り、当然、私たちの仕事も減りました。
週に2日どころか、1日も仕事が入らない週も出てきて……
正直、一気にヒマになってしまいました。
収入は減るし、毎日がヒマなので、私はまたバイト探しを始めることにしたのでした。

報告する

関連記事一覧

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。