アクティブシニアとして「真に」社会のなかで生きていくために

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アクティブシニアとして「真に」社会のなかで生きていくために

Webライターの仕事で気づいた根深い世代間の対立

最近はアベならぬ「ホノカマスク」の影響で、
一部では「マスクを配る人」だと思われているようですが…

昨今の手作りマスクブームの波に乗って、
確かに…自らもマスクにハマっている事実は否定しないまでも。

本業は物書き!の前田 穂花です。

――二十代。
バイトで入ったつもりだったある求人情報誌会社で、
なぜか?入社後三週間で正社員に登用。

自分でも??なうちに、本社採用になって…
編集作業とライティングの基礎をみっちり叩き込まれ。

二度目(笑)の結婚を機に独立。※現在は「ディボース&フリー」

三十代、官能小説の連載がメインの執筆活動から。
四十代は障害者雇用枠でゲットしたOLとのパラレルワーク。

週刊誌や月刊誌など紙媒体で(兼業)ライターの活動を経て…

2016年頃からWeb媒体の仕事にシフトチェンジ、やがて…
疾風怒涛の五十代に突入しました。

Web媒体の仕事を続ける上においては、
どのようなトピックスだと読者が「食いつく」のか、
常に見極めるセンスが大切になってきます。

自身の記事を中心に、日々PV数の増減を観察し、
SEO対策としての検索ワードの分析や、それらをもとに。

より読者に「ウケる」サムネイル画像や。
キャッチコピーとしての見出しタイトルの研究など…

原稿作成に限らずライターの仕事は多岐に亘りますが。
私は併せて、読者からのコメント内容にも着目しています。

具体的には、私はYahoo!上の仕事が多いので、
ヤフコメをかなり深く読み込んでいるほか。

5ちゃんねるやガールズちゃんねるなどの巨大掲示板。

自身のアカウントそのものは削除したものの。
Twitterのタイムラインに上がるリアルタイムな話題も、
チェックするよう心しています。

追記※アンチからの嫌がらせがひどく、収拾がつかなくなっていたため、
2年ほど閉鎖、アカウント凍結扱いになっていた前田穂花Twitterを、
2020年5月より再開いたしました。

日々tweetをチェックする作業を進めるなかで、
個人的にとても気になっていることがあります。

それは、ネット上で、私たちミドルシニア世代と、
就職氷河期世代以下の若年層との「対立」が…
年々激しくなっているという現実です。

コロナ禍で「見えなかった社会の闇」世代間対立が浮き彫りに

はじめこそ単なる私の中での「印象」かと思っていました。

しかしながら、日々ネット上での動きを観察し続けているうち、
私のイヤな想像は「実感」に変わり。

今般のコロナ禍を機に「確信」に姿を変えました。

インターネットは大体において匿名が許される世界だから、
なおさらなのでしょうが…

名前も顔も出ないことをいいことに、
若者は「(自分たちから)搾取する」中高年世代を呪い。

いっぽう、高齢者は「(自分たちが望むほど)尽くしてくれない」
若者を蔑ろにし、
この国の衰退は若者が怠惰だから…と主張する。

そこに何の解決の光も見えないという現実に…
私は強い危機感を憶えます。

昭和から平成に時代は移り、やがて21世紀を迎えました。

ここ三十年程度の間に、
私たち日本人の民度はものすごく下がったように思えて、
非常に残念に感じています。

ネット上では毎日、
ものすごい暴言や誹謗中傷が飛び交っています。
内容的にひどすぎて、とてもここには記せないほどです。

ただ…毎日ひどい言葉を見聞きしていると。
防衛反応として心も麻痺してしまうものなのでしょうか?

まさに“ヘイトスピーチ”そのまんまの、
コメントやtweetすらも繰り返し見ているうちに「ああ…またか」。

感覚的に麻痺し切って「ああ、またか…」。
次第に…その程度にしか思えなくなりつつある私がいます。

自分が巻き込まれなければどうでもいいや。
他人のネットトラブルを、しかし自分はスルーできればいいや。

自分の記事、自分の発言が炎上しなければ別にいいや。
…以下略。

コロナ禍によって、新たに問題が可視化された感があります。

これまでのインターネット上のひどい言葉のやり取りは。
今やリアルな世界にシフトして、
私たちの疲れ果てた心をさらに追い込んでいます。

以下は先日、コンビニの店員さんが投稿した実際のtweetです。

拡散希望コンビニでバイトをしています。コンビニ店員として、皆様に知ってほしいことがあります。今朝のお客様とのやりとりですこれが毎日です。店員も限界です。どうか皆様に知ってほしいです。#拡散希望 #拡散お願いします pic.twitter.com/UQCKIhtQuu— 焼肉バクバク (@vqfbFkYjLkxGpfd) April 19, 2020

コロナウイルス感染症に起因する日常生活への影響は。

普段は見えなかった深刻な「社会の歪み」を、
しかし、しっかりと露呈させるきっかけとなりました。

「TRAIN TRAIN」 THE BLUE HEART(真島 昌利)

“弱い者たちが夕暮れ さらに弱い者を叩く
その音が響き渡れば ブルースは加速していく”

社会のシステムに組み込まれ、安い賃金で搾取されまくり、
不安や不満を押し付けられ、ブラック企業で疲弊し切って。

恋愛や結婚、育児といった「個人的幸福」追求の権利すら…
奪われている若い世代と。

対して。
寿命ばかりが延び、しかし将来に対する不安は募るばかり。
カネはあっても、見えない未来に散財も許されず貯め込むしかなく。

さらに「生産性のない奴は死ね」という昨今の価値観に翻弄されて…
存在すら疎ましがられがちな高齢者。

どちらも「社会で軽んじられている」という部分では、
本来同じ立場なはずですが。

やり場のない苛立ちや怒りが、
しかし為政者に向けられることなく。

虐げられている同士足を引っ張り合い、相手に矛先を向けて。
貶し合う(ありがちな)システムに組み込まれて…
誰もが喘いでいるのが現在の日本の本質なのでしょう。

“見えない自由が欲しくて 見えない銃を撃ちまくる”

インターネットに溢れていた“本当の声”が、
単に「自分より恵まれている(ように映る)他者」に向けた、
リアルな「銃撃」になってしまわなければいいのですが…

検証すべくスーパーに赴き、レジで私が実際に見た光景は

先ほどご紹介したコンビニの店員さんによるtweetに、
あげられた映像が、私は個人的にとても気になりました。

…2月にウイルス性の肺炎に罹り、暫く体調を崩していたので、
買い物は生協に依存しまくりでしたが。

実態を見るべく、久しぶりにコンビニと、
自宅近くのスーパーに、自ら車椅子を転がして出かけました。

朝イチ、オープン直後なのにも拘らず。
すでにスーパーの棚の品物がごっそり買い占められていたのは…

もはや「相変わらず」の光景であり、
よくニュースなどで見る“小売店の様子”そのまんまでしたが。

ソーシャル・ディスタンスを順守すべく、
レジ前に目印として引かれた青いビニールテープを、
団塊世代以上の高齢者は(平気で)シカトしまくりです。

車椅子でレジの順番を待っていた私の前にも、
私の父親世代より若干若いくらいでしょうか?

Around80と思しき高齢男性が何食わぬ顔で割り込みました。

「あの…並んでるんですが」。
私の呼びかけにしかし彼はこう応じました。

「黙れ!○○ ←障害者を指す差別用語
オマエが詰めないから悪いんだろ?
俺は急いでるんだ!」

は?という感じでした。

テレビや新聞の報道を鵜呑みにするのは今や高齢者中心なのに、
この人は毎日のニュースを見ていないんでしょうか。

そういえば。
この男性が混じっていた高齢者の集団は、
ほぼ空っぽになったトイレットペーパーの棚の前で…
寄り集ってこう言っていました。

「テレビではトイレットペーパーが品薄だといってたし。

コロナにやられたらもう、トイレットペーパー…
買いにこれなくなるから、今のうちに買いに来なくちゃ」

なんだかな…と、私は耳を疑いました。

みんなで朝から並んでトイレットペーパーを買い占める行為は、
ある意味…射幸心にも似た感情を満たすのかも知れません。

「トイレットペーパーが欲しい」というより、
トイレットペーパーを「買う」行為自体が目的化している高齢者。

目的を満たすためには不要不急の外出(である“スーパー詣”)も、
品薄な商品の過剰な買い占めも、
ソーシャル・ディスタンスを維持するための列待ちも「無視」。

これでは確かに若い人の尊敬を得られなくて必然です。

二つ横のレジでは別の(団塊世代の)男性が、
幼児を連れたママさんと口論、やり合っていました。

やはり割り込みをされたママさんが高齢男性を注意したところ、
彼は「うるさいからガキは連れてくんな!
昔の女はやたら子どもを連れ歩かなかったぞ」と逆ギレ。

ママさんと団塊世代男性とのトラブルについては、
収拾がつかず、最終的には店長が仲裁に入っていました。

――レジの若い女性にキレているじいさん。
レシートを手にサービスカウンターで返金を迫るじいさん。

手に持ってるそのレシート…さっきゴミ箱から漁った、
もとい、拾ったものじゃない。

(やたら低い)車椅子視線からだとしっかり見えるのよ。

――売り場通路で買い物カートを手にしたまま、
周りの迷惑も顧みずダベリングに興じるばあさん。

カートで通路がふさがって私の車椅子が通れないじゃん!

だいたい…ソーシャル・ディスタンス!2メートル以上、
人同士の距離を置けって言ってるやん。
…以下略。

私がスーパーで目にした光景は、
人間の醜さを煮詰めたような嫌なものばかりでした。

気分的に萎えて、キャベツと食パンだけを購入し。
車椅子の私はスーパーを後に。

他人から「大切にされない寂しさ」が他者への攻撃に姿を変えるのかな?

目下「時間短縮営業中」の郵便局の代わりに、
切手を購入するために立ち寄ったコンビニでも…
見たのはスーパーと同じような(暴言を吐く)高齢者の姿でした。

朝だというのに、コンビニには酔っ払ったじいさんばかり。
アルコールが入っている分、
スーパーで会った人たちより始末に負えません。

自身も車椅子に乗っている障害者だからこそ感じるのですが。

私のような障害者(=社会的弱者)に、
気分に任せて暴言を吐いてばかりの高齢者は…
彼らもまた「周りから大切にされていない」のだと思います。

平たく言えば寂しいから他人の気を惹くべく行動してしまう、
いわば「かまってちゃん」なのでしょう。

ありがちな「かまってちゃん」メンヘラさんが取る、
周囲の気を惹くための自傷行為が“リストカッティング”ならば。

寂しいお年寄りがある種のSOSとしてやらかす逸脱行動の一つが、
他人への暴言(や…時に暴力)なのでしょう。

だからと言って…
他人にひどい言動をしてもいい「理由」にはなり得ませんが。

コロナ騒動は私たちに少なからぬ衝撃と、
心身への慢性的且つ強い疲労をもたらしましたが。

同様に、不可避なコロナ感染症の衝撃は…
平時には見えてこない世代同士の激しい対立の実態や。

ほか、私たち一人ひとりが心に隠し持っている、
どうしようもない闇をも洗い出した形になりました。

私たちにとってコロナ禍は「未曽有の」つらい体験だからこそ。

このつらさを世の中に現存する、
悪しき習慣や価値観を改めるきっかけに出来たら、
どんなにか素晴らしいでしょう。

日本を覆う嫌老感の原因と世代間対立の深い理由

なぜ、ここまで高齢者は若い世代を蔑ろにするのか。
若者はなぜ高齢者を毛嫌いするのか。

私なりに深く考えてみました。

五木 寛之は自身の著書で「嫌老」という概念を紹介しました。

戦後の我が国の奇跡的な復興と発展は、
確かに…先人の汗と努力の結果によるところだとは思います。

その点については心から深謝したいと思います。

ただ、経済が豊かになるのに反比例するかのように。
この国は「本当に大切な」何かを、
犠牲にしてしまったかのようにも感じます。

私自身はバブル世代ですが、
とにかく「他人に勝て、そのためにはどんな手を使ってもいいんだ」。
そういうメッセージをおとなから浴びせられまくって成長しました。

出し抜く、蹴落とす、自分の地位だけを維持する…
そのうえで表面だけを取り繕い、異なるものは排除する。

日本のお家芸とも揶揄される「いじめ」文化の発展に、
自らの手で、言動で日夜寄与しまくりです。

昭和四十年代に基本的な躾や教育を受けた、
バブル&アラフィフな私たちの世代は。

自分たちがおとなの顔色を窺い、ひたすら怯えて過ごした子ども時代を、
今になって、大人げない八つ当たりに「変換」させ…

若い世代に対する様々な「ハラスメント」という形で復讐を果たし。
未来ある人たちを次々メンタル不調に追い込んでいます。

――そんなの、もうやめにしませんか?

そういう負のサイクルを…
おとなたる私たちの責任として断ち切りませんか。

一見、高齢者 vs 若者という構図に想われがちですが…
問題はそこではなくて。

本当は…私以外の全ての人は「私」とは違うのです。
基本的なことですが、意外とこの事実を、
正しく理解できている人はいません。

自身の正義が全てであり、自分の立場が最優先。
意識していなければ、人は我儘になってしまうのです。

「自分と他者は違う」という事実が理解できていないから、
他人の権利を尊重できず、他人の事が許せず、
他人を蹴落としたくなるのです。

誰だって「自分が一番可愛い」からこそ、
生命の安全が保たれるのですが。

それだって度を越してしまえば、他者の権利を侵害し、
誰かの生命をも脅かしてしまいかねません。

若者はシニア世代が想像する以上に貧しい。日本が抱える厳しい現実

実は、ミドルシニア世代が考えている以上に、
若い人たちは日々「虐げられている」という実感のもと生きています。

一例。
2016年の総務省家計調査によれば。
六十五歳以上の年金生活者の一ヶ月当たりの食費の、
平均額は36,960円。

対して…本来、一生涯のうちでもっとも食欲旺盛であり、
飲み会や食事会といった機会も多いはずの、
二十代男女の食費は…外食代込みで20,000円程度。

非正規労働者だけを精査すれば、月の食費が10,000円以下。
マックのハンバーガーが年に数回のご馳走だという若者も、
決して少なくはないのです。

ありがちですが「貧すれば鈍す」は世界の決まり。
あるいは「衣食足りて礼節を知る」のです。

食べものすら満足に食べられなければ、
どんなに優れた資質を備えていても心は荒みます。

働いてもきちんと食べられなければ、貧しい遠因…
いや、直接の原因だと(若者には思われる)「高齢者の存在」自体、
若者にはヘイトの対象になることは火を見るより明らかです。

現在の三十代前半より下の世代は、
物心ついた時にはバブルが弾け、貧しい日本しか知りません。

クルマを乗り回すこともデパートで服を買うことも、
予約が必要なレストランで食事をすることも…
彼ら若年層は本当に「知らない」のです。

…厳しい競争の果てにようやく入社した企業はブラック。

幾ら働いても将来が保障されることなく、
余裕がないから恋愛も結婚も出産も子育てもできない。

先の五木先生の著書ではありませんが、
努力しても豊かさが実感できないまま、
自分たち若者が搾取されている理由は「年寄りがいるから」。

そんな若い世代の本音を、
私たち上の世代はもっと真摯に受け止めましょう。

ヤフコメや匿名掲示板に溢れるシニア世代への酷評に思う

客である自分の立場をつい利用して。
コンビニのレジで暴言を吐いていませんか?
ファミレスで無理難題を押し付けていませんか?

相手が(客である)自分に反論できない弱い立場である事を「利用」して、
相手を自身のイライラをぶつけるための単なる八つ当たりの道具にし。

リタイア後、家族にも蔑ろにされがちな「高齢者」としての、
自分の寂しさの捌け口にしている単なる「かまってちゃん」に…
あなたはなり下がってはいませんか。

「自分だけは大丈夫」。
自信たっぷりなあなたはまず、ヤフコメを覗く事をお勧めします。

どんなトピックであってもそこで語られるのは…
若者の目線からの「高齢者に対する不満」です。

よく「ヤフコメはひどい」と聞きます。
ただ、火のない所に煙は立たず、捲かない種は生えません。

ひどいコメントをするほうの側に立つなら、
「盗人にも三分の理」ともいえることでしょう。

実際の「ひどいコメント」の数々を目の当たりにすれば…
いろんな意味で、
あなたもご自身の言動を見直すきっかけにはなるかと思います。

永く生きてきたことで、私たちはともすれば傲慢になりがちです。

スーパーやコンビニのレジを担当する、
ファミレスのフロアを担当するアルバイトさんへの言動も、
年長者として「指導してあげている」つもり。

私やあなたはそういうつもりだったとしても…
バイトさんの立場に立てば決してそうは思えない場合も、
多々あるでしょう。

まずは私と他人は違うということを常々意識し、
もっと想像力を豊かにさせて言葉を選ぶように心しましょう。

自分がいわれて不愉快なことは、
誰だってぶつけられれば「痛い」のです。

そんなことは「当たり前」のはず、ですが。

幼稚園や保育所で学ぶようなことがしかし。
よくわからないミドルシニアだらけの…
わが国を「本当にヤバい」と私は危惧しています。

しかも…強く意識していないと、私自身…
当たり前なはずの(他人の)痛みがわからなくなってしまいがちです。
本当にヤバ過ぎです。

シニア層に対する若者の不満をコロナ騒ぎがさらに募らせる

最後に。
コロナ感染症騒動が起きて以来。

私たち「アクティブシニア」に対する若者の批判や非難の声は、
どんどん大きくなっているということもお伝えしておきます。

「アクティブシニア」=不要不急の外出をやめない高齢者。
若い人たちはそのように受け取る向きがあるのに加え。

先に挙げたように、そもそも嫌老…つまりシニア世代に対するヘイト。

若年層による高齢者への嫌悪感や不信感が、
コロナ禍をきっかけに一気に噴出している傾向は否定できません。

テレビのワイドショーでは「若者が繁華街に出向き、
コロナ感染を拡大させた」という説が主流です。

しかし、テレビを一番観るのは定年後以上の世代です。

だからこそ、作り手も視聴者のウケを意識しつつ、
高齢者が喜ぶ、あるいは安心する番組構成を念頭に置いています。

私自身、一時期テレビの仕事をしていました。
守秘義務上詳しくは話せませんが、よくわかるのです…。

昨今、社会情勢が変化しつつあるとはいっても、
現在もレジ打ちや飲食店フロアなどのアルバイトは、
やはり若年層が担当している場合が多いのですが。

彼らは(操作された)テレビ番組越しの情報ではなく、
リアルに上の世代の言動を見聞きし。

時に(いや…むしろ頻繁に)自分たちの親世代以上の、
高齢者から事実無根の事で暴言を吐かれているから。

そんな…自身の実体験を通じて年寄りの我儘を感じ、
高齢者から受けた不愉快な体験が積み重なって…
いつか憎しみとなり。

高齢者に対し尊敬し、感謝の念を抱くどころか。
上の世代の「傲慢さ」を若い彼らは心底嫌っています。

そんな積み重なった若者の苛立ちは次の通りです。
前出のヤフコメや5ちゃん、ガルちゃんといった掲示板上で、
よくヒットする文言をまとめつつ載せてみます。

******************************

「あいつら年寄りが不要不急の外出をしまくってるじゃないか。

マスクもトイレットペーパーも消毒液も、
ヒマ人の年寄りが朝から並んで買い占めるから、
働く上で必要とする若者はマスクすら買えないじゃないか。

“アクティブシニア”と自称するジジイやババアが。
自重も自粛もせず外食し、デパート詣をやめず、
花見に旅行に観光に…出かけてばかりだったせいで。

あいつら年寄りのせいで…
日本中にコロナ感染症が蔓延したじゃないか!

アクティブシニアとか何とか言っているけれども。
生産性のないあいつらは俺たちの納めた年金保険料でフラフラし、
俺たちが汗水たらして納めた血税で贅沢しまくっている“極潰し”だ…
(以下、内容的にひどすぎて掲載できないので省略)」。

人生の先輩だからこそ。もっと相手の立場を慮れる人になりたい

別に。
若い人たちに「迎合」する必要はないと思います。

若者には若者特有の価値観があるように、
高齢者には高齢者なりの感じ方も立場もある事が当然だからです。

若者に迎合し、愛される年寄りを目指す必要はありません。

でも、他人は自分とは違うという「原点」に今一度立ち返り、
もう少し配慮を以て自身の言動を振り返る癖を養うだけでも。

社会の中での世代間の対立、
無駄な争いは確実に減らせるかと思います。

私自身は四十八歳でセミリタイアしたことを契機に、
交友関係を殆んど変えてしまいました。

現在はSNSで知り合った自分の子ども世代の皆さんや、
地元の若い皆さんの素直さに触れて暮らし、
彼らのストイックさに日々学ばされて生きています。

学びのある生活のほうが生きている実感も強く、
ささやかな事にも心から感謝もできる気がするし。

何より…バブルを知っている同世代と、
つるんでいた頃より、無駄遣いが著しく減ったし。

若い皆さんからさまざまなよい影響を受け続けた結果。

依存症の私が永らく悩んでいた…お酒やタバコを、
手放せたという事実も特記に値するかと思います。

世界中を震撼させ続けるコロナショックはよくも悪くも、
我が国の社会のシステムをも大きく覆してしまいそうですが。

いい方向に変われるのであればアリです。

老いも若きもつらさを強く実感しがちな今だからこそ。

自分のつらい気持ちを他人を攻撃する言葉に、
決して変換してしまうことなく。

毎日がんばっている自分を正しい意味で大切にして。
痛みを感じるこの毎日を、ほんのちょっとの想像力を働かせつつ、
過ごすきっかけへと繋げましょう。

本当にカッコいい「アクティブシニア」。
社会のなかで生きていけるミドルシニア世代とは。

自分と他人の違いをきちんと認識し、
違うことを認められることができる「おとな」を指すのだと…
制限だらけの生活の折々に触れ、私は考えています。

この「仮定」を自らの生活を通じて立証できるように、
私も日々がんばりたいと希っています。

前田 穂花

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