50歳からの転職の考え方ー役職定年と第二の人生

50歳からの転職の考え方ー役職定年と第二の人生

50代のサラリーマンに欠けている発想

現在、多くの会社で55歳で役職定年という社則を設けています。
55歳になったら部長、課長、支店長といった役職を外され、これまでの仕事とは別の仕事をする、という内容です。
多くの場合、これといった仕事の無い部署に配属されたり、同じ部署でも後輩で部下であった人の指示で平社員として働く事になります。役職手当がなくなり給与は相当に下がることになります。会社側は後進に早く道を譲ってもらう、という名目で高い人件費を削減できますし「できれば早く辞めてもらいたい」という思惑が見え隠れします。
今や若い世代の労働人口は少なく高齢者の数が増えているのでやむを得ない事ですが「会社のために長年尽くしてきたのに、この仕打ちか!」とやり切れない思いを持つ方も多いでしょう。こんな時にふと「転職」という言葉が頭に浮かびます。

しかし50歳を過ぎた人を雇ってくれる会社は限られています。ハローワークへ行くと自分よりずっと年下の人達が沢山いる事に驚かれるでしょう。普通の会社で雇ってくれる事は、まずありません。50歳過ぎでも雇ってくれるのは警備会社、清掃業、コンビニのアルバイト位で、どれもあなたが考える以上にきつい仕事で給料も15万くらいです。
普通の会社に勤めていた人にとって警備員や清掃員、コンビニ店員は心理的な屈辱感もあるでしょう。また、こういった業界は村社会でボスの理不尽な要求に答えないと職場にいられないという現実が有り、そのストレスは凄い物があるのです。こういった業界に転職した人の半分以上は1か月も持たないという事がほとんどです。

確定申告では収入は大きく給与所得、事業所得、不動産所得、雑所得の4種類に分けられます。
そして、ほとんどのサラリーマンの方は給与所得しか頭に無く「誰かに雇ってもらう」という発想しかないのです。
「事業を起こすだけの才覚は無いし土地もないし特技もない」だから、他の所得を得る事は自分には出来ない、と決めつけているケースがほとんどです。果たしてそうでしょうか? 実はそうではないのです。いくつか実例をご紹介しましょう。

・ある方は定年後にどうやって収入を得ようか? と色々と調べた結果「たい焼き屋」を始める事にしました。たい焼きというのは原材料が小麦粉と餡だけなので常温保存が効きます。ですので原材料が長く持ち仕入れ損がありません。また、たい焼き屋は狭いスペースでも開業でき食品衛生管理者と食品衛生責任者の資格があれば開業できます。この資格は講習を受ければ取得できます。そして、たい焼きは必ず一定の需要があるのです。作り方も簡単で、どこかで一か月もアルバイトで働けば覚えられます。開店した、たい焼き屋は1日に200個位は売れ、家賃と仕入れ原価を引いても1日に2万位の粗利益が出たのです。「昔、学園祭で焼きそば屋をやった感覚」で始めた、たい焼き屋は大成功でした。

・ある方は通勤途中にある僅か1畳というスペースで開業しているピザ屋が閉店したのを見て「あのスペースで出来る商売はないか?」と色々考え「持ち帰り専門のコーヒーショップ」はどうか?と考えました。面している道路が公道ではないので椅子とパラソルを置き座って飲める小さなスペースも用意しました。すると通勤する人が結構、買ってくれるのです。当初は1日に70杯程度の売り上げでしたが、何しろ1畳ですから家賃は月6000円です。またコーヒー粉は業務用の物で済ませた結果、一か月で15万の利益が出ました。そして現在では100杯以上の売り上げになっているそうです。

お二人とも「自分で商売をする面白さ」を痛感したと言います。天は自ら助く人を助く、とも言います。
難しく考える必要は無いのです。誰にも頼らず、自分で考えて調べて行動すれば必ず道は開けるのです。

報告する

関連記事一覧

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。