55歳の新入社員

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コロナ解雇、新たな職場の定年は69歳!

今年の5月、ホテルの客室清掃の仕事を突然解雇されました。
コロナの影響で、こちらとしては「仕方がないなぁ・・」と。
急なことだったけれど、私はあきらめました。
パート仲間の一人は、最後まで会社と戦って
私にはよく分からないけれど、彼女なりに納得できる方法で
訴訟を終えたようでした。

その後、就活を頑張るものの見事に振られまくり・・・。
離婚して、一人息子は自立しているけれど、
もちろん経済的に頼ることはしたくないし、
今まで頼りにしていた父は亡くなってしまったし。
姉は頼れば応えてくれるだろうけれど、それもしたくないし。

フルタイムで月給をもらえる仕事、正社員が難しかったら契約社員で、
と希望を持って就活をしたけれど
10社に履歴書を送って、面接までいったのが4社のみ。
でも、結局は採用してもらえなく、
単発のアルバイトでしのぎつつ、
やっと今月から週4日のパート勤務で働き始めました。

その職場、何と定年が69歳!
力仕事がないのは有難いけれど、
ここ6年していなかった電車通勤がかなりこたえています。
私が69歳まで働くことが出来るのかどうかはわからないけれど、
実際に70歳を目前に働いている方を見て、
これからの自分の生活の仕方を改めて考えているところです。

今月1日は55歳だったけれど、誕生日を終えて56歳になりました。
この年で、新人さん?と聞かれることが
何とも不思議な気持ちですが、それでも今、新しい職場とご縁がつながったことが
有難いなぁと思います。

定年後の老後生活への種まきを「定活」というのなら
今から何をしようかな~と、
日々の生活にアップアップしながらも考え始めています。

もとより大切な家族を次々に失い、「死」というものについては
意識を向けていましたが、
自分がこれからどんな風に生きていくのかについては
全く考えていなかったし、考える余裕もありませんでした。

「今、この瞬間を大切に、淡々と生きて行こう」という思いと、
自分が何をしたいのか
何をしていきたいのか
何が出来るのか
について考えるのも楽しいかも・・という矛盾する思いがあります。
今までしたことがなかった、これからを考えるということも
やってみようかな・・と。

「定年は後より前が9割」
というコピーのついた本がありますね。
今の私にとって、この言葉に出会えたことも何かの意味があるのでは
と思います。

もし今の会社の定年である69歳まで働くとして・・
あと13年もの長い間、何をどうしていくのか。
ふと思ったのは、
パートナーが欲しいなぁ
趣味が欲しいなぁ
お金が欲しいなぁ
ということ。

資本主義社会が自分には合わないと思ってきたけれど
現実にはそこで生きているわけなので
やっぱり経済的に自立しないことには
この社会で生きていくのは難しいと体感しています。

幸いなことにまだ体力はあるみたいなので
今の仕事にプラスしてトリプルワークをやってみて
どんな状況になるかを試したいと思います。

「もう若い時とは違うから」という言葉を耳にすることも多いけど、
それに引きずられないように心したい。
私の大好きな瀬戸内寂聴さんが90歳を過ぎた頃のエッセイに、
「年のせいじゃなく、ワインを飲み過ぎて二日酔いでフラフラする」
と書いていて、思わず喝采したことを思い出します。

他から見て無茶だと思うことだとしても
自分がやってみたいなら、そうしたらいいでしょう?
私が見て無茶だと思うことでも
その人がしてみたいなら、そうしたらいいと思うから。

少しずつ、大切な家族を突然失った哀しみから
それ以外の気持ちが芽生えてきています。
自分の新たな人生が始まったような気がします。

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コメント

  1. いずみさん。
    まずはお誕生日おめでとうございます。

    五十代の女性同士、お互いにキラキラな人生を、
    これからも追いかけていけますように。

    コロナ禍がこれまで隠されてきた世の中の歪みを、
    洗い出したから余計なのでしょうが…
    生きることはままなりません。

    いずみさんのように必死で息子さんを育て上げ、
    漸くセカンドライフを満喫できるのかと思えた矢先に。

    コロナでこれまでの価値観が180度変化し…安寧どころか。
    毎日の暮らしや迫る老後をさらに悩む事態に遭遇される方。

    私のように。
    元公務員で…法務省の年金をゲットし「依らば大樹の影」。

    五十歳で「やったぁ、セミリタイア万歳!」そう思えた時すでに…
    病気で事実上の寝たきりになり、何も楽しめそうにない場合。
    ※それでも気概で楽しんでみせますが!

    本当に巧くいかない人生ですが。
    生きる事自体が答のない問いであり、今や不確かな社会情勢のなかにある…
    私たちだからこそ「面白き事もない世を面白く」。

    高杉晋作の辞世の句のように、希望を以て自分を貫き通せますように。

    いずみさん、毎日お仕事がんばってくださってありがとう。
    穂花

  2. 穂香さん

    いつも優しくて心に沁みるメッセージをありがとう!

    お互いに、自分らしく人生を面白く過ごしていきたいですね!

    穂香さんのコメントからいつもパワーをいただいていますよ。
    ありがとう!

    いずみ

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