感情のコントロールこそがオトナ世代最大の課題

感情のコントロールこそがオトナ世代最大の課題

Twitterがつらい!?最近些細な事で泣いてしまいがちなアラフィフの私

前田穂花です。
この頃、涙腺が緩いのかトシなのか…些細な事で泣いてしまいます。

これという決め手みたいなNGワードが存在するわけでは、
決してないのですが…

例えばYahoo!JAPANのトップページをスクロールしていると、
ものすごく刺激が強いように思えて…心が痛くて堪らなくなります。

トピックを読んでいても。
内容的に悲しくも何ともなく自分に利害が絡む事でもないくせに、
心がひりつくように感じて涙が止まらなくなったり。

ましてやTwitterのタイムラインなんて。

――楽しんでいらっしゃる方には大変失礼なのですが…

ひたすら馴れ合いと足の引っ張り合い、
煽りと貶しが溢れている場所にしか感じられなくて。

それなのにTL上には「優しい繋がり」「優しい世界」に感謝。
このテのキャッチフレーズが散見されまくり。

Tweetしようと努力は怠っていないはずの私なのに…
次第に神経がやられるようで吐き気が抑えられなくなります。

多少のクソリプやらエアリプはありますが。

現時点では特に自身の投稿が、
手の付けられない炎上をしているわけでもなければ…
悪質なアンチに振り回されているわけでもないのに。

自分には全く関係のない他人同士のTL上のやり取りを…
見聞きしているだけで私はつらくなります。

でも!ここでTwitterを退会してしまうと。
自身がメンヘラ認定!不可避であろう事に併せて…

ここまで苦しんでtweetを続けてきた我慢と努力とが…
水の泡に帰してしまうじゃん。
そう思い込んだ結果…
Twitterをやめるにやめられなくなっている痛々しい私がいます。

しんどい心を守る前田なりの方法

苦しんでいるけれど「努力」と「我慢」でtweet。

もし…自分じゃない誰かがこう呟いてたら。
私は全力でTwitterを退会するよう説得します、きっと。

…Twitterは精神を鍛錬する場なんかじゃありません。

でも…人間って本当におかしな存在です。
自分自身については冷静な判断ができなくなってしまう私。

じゃあどうするのか。

たまたまこのところは体調を崩している事もあって。

私は極力パソコンもタブレットも携帯電話もオフにして、
昼間でもカーテンを引いて…
刺激を減らしてベッドに横になって過ごしています。

そうでもしないと心が休まりません。
大切な(はずの)自分自身が守れません。

心を乱してしまうだけなのであれば。
便利なインターネットも世界を繋いで身近にさせるSNSも、
今の私には必要ない。

些細な刺激で泣いてしまう事。
理由もなくネットの世界が苦しくて我慢ならない事。
こんな事を言っている私は豆腐メンタルも甚だしいとは思います。

でも…苦しいんだから仕方ないじゃん。
弱い自分自身をそう許すとともに。

これまではネット記事や配信、SNS等々…
全くへっちゃらだったはずの自分が、なぜ心が痛かったり、
悪い琴線に触れてイラついてしまうのか。

自身のメンタル不調の理由を例に、
ミドルシニア世代がいかにすれば日々ご機嫌に過ごせるのか。
このトピックでは皆様と一緒に考察していければと思います。

激昂するシニア、キレる年寄りを心底嫌厭する若者

インターネットに溢れる諸々で心がざわつく私に限らず…
OVER50は多少の刺激で心が暴走してしまう人が、
決して少なくはない印象です。

いい意味でも悪い意味でも心が揺すぶられる、
これがミドルシニア世代のリアルかな。
私はそう受け止めています。

スーパーで店員に罵声を浴びせる老人。
ラッシュアワーの電車内、或いは駅構内やホームで…
係員相手にブチ切れている爺を目撃しても。

すでに見慣れた光景になったのか、さほどたじろぎもしない私がいます。

尤も…私の乗っている車椅子に蹴りを入れられた際には、
こちらとしてもそれ相応の対応はさせて戴いていますが(笑…えない)。

つい先日も千葉県で、レジでの釣銭の渡し方について、
(客ゆえの)高圧な態度を以ての注意に対しコンビニ店員が逆上。
殴って…客に瀕死の重傷を負わせた事件は記憶に新しいところでしょう。

客たる被害者の高齢男性は意識不明の重体だそうです。

暴力は絶対にダメです、加害者をかばうつもりは一切ありません。

しかし逆の立ち位置から見る時、
普段から理不尽な接客を強いられるコンビニ店員はじめ、
客という立場から「店員には何を言ってもいいんだ」。

社会にはそんな態度の人間が多すぎる印象が払拭できません。

あくまで対価を支払ったうえで。
サービスを提供する側の「店員」から「客」はサービスを買ったに過ぎません。

サービスのやり取りに際し対価の支払いが生じただけ。
本来店員も客も同じ立場、平等です。

ところが「お客様は神様」という日本の文化や思想が、
「カネさえ払えば客はどんな不条理も許されるのだ」。
そんな間違った価値観を正当化させています。

社会構造上、キレる側の客は圧倒的に高齢者(男性)が。

対して…理不尽な接遇を生活のために我慢するしかない店員は、
新卒一括採用のシステムに乗れなかった非正規就労の若い世代や、
日本での成功を夢見て海外から来た外国人です。

こういった社会の構造上のひずみが溝を深くさせ、
年金制度や介護保険制度の綻びも相まって。

不況によって深刻化したミドルシニア世代と若者世代との対立を、
さらに煽る結果になっている事がこの国の社会的問題であり、
現代の日本の現実といえるでしょう。

中高年男性がキレがちな理由を前田なりに考察する

それにしても。いろいろな「お客様」が存在する中で。
なぜ…こうも中高年男性「(という属性)だけ」が、
キレまくっているように思われがちなのでしょうか。

…脳梗塞の治療中&療養中の私は。
一般の方より頻繁に頭部CT画像やMRIを撮る機会があり、
認知症の検査を含む心理検査を定期的に受けています。

私は現在五十二歳ですが…お医者さんによれば、
画像から前頭葉にあからさまな異変が生じているのがわかるそうです。

画像で異常が見つかったからこそ。
高リスクと判断されて認知症の検査が課せられているともいえます。

幸い、現時点では認知症の疑いは否定されました。

しかし、感情を司る前頭葉に異常が認められた私は確かに、
自分がコントロール不能になりつつある自覚に慄いています。

つまり。脳梗塞によって脳の器質変化が認められ、
身体的(=前頭葉の異常の為)に、
自分がコントロール不能な状態にある私だから。

ネットの記事を読むだけでつらく、
Twitterのタイムラインを追うだけで涙が止まらなくなるのです。

たまたま私は若年性脳梗塞を発症したがために、
アラフィフにしてこういった「わかりやすい」症状が表出したのです。

私の「涙の理由」には医学的な根拠があったというわけです。

現在は五十歳を過ぎたばかり、まだ健康だよ!
そんな方でも次第に…感情の制御が困難になっていく事でしょう。
老いとはそういうものだからです。

脅しでは決してなく…そのうち皆様も、
今の私のような状態になっていく事は不可避です。

泣いたり怒ったり…感情の表出が派手になるのも老化現象の一つ。
事前に知っておくだけでもだいぶん違うかもしれません。

昭和を生きた男という属性がさらに孤独を募らす

「加齢によって人間は脳の機能が衰え、感情のコントロールが拙くなる」。
この部分をさらに深く考えていきましょう。

男性の高齢者がなぜキレやすい印象なのか。
まず、単純に男性の数が女性より多いというのがあります。

女性のほうが長生きするので、高齢者というカテゴライズであれば、
おばあちゃんの人数のほうが確かに多いはずなのですが。

どのような人種や国籍、地域や社会属性など関係なく…
そもそも、概ね51:49の割合で男性のほうが多く生まれる設定です。
これは人間に限らずどの動物にもみられる現象だとか。

日本人の寿命が延びた事も一因でしょう。

ちょうど…去る8月31日、
厚労省から2020年の簡易生命表が発表されましたが。

昭和24(1949)年は56.20歳だった男性の平均寿命が。
平成30(2019)年における男性の平均寿命は…81.41歳!

70年間の間に25年以上も平均寿命が延びた日本人男性。
よくも悪くも「人は死ななくなった」のです。

そのうえ、現在の高齢者の世代であれば。
あからさまに男子の誕生のほうが喜ばれる時代でもありました。
嘘のようなお話ですが、
前田(現在五十二歳)の世代までは…この日本においても。
現代とは違い、女の子の誕生はがっかりされる場合も多々ありました。

お兄ちゃんや弟の犠牲になって…女の子は大学進学を諦めたり。

食事の際はご飯のおかずは家族より一品少なく、
お風呂の順番は最後から二番目 ※最後は母親
――まだそんな家庭も少なくはない時代だったのです。

物事は男の子優先、女の子は我慢して嫁に行け。
幼少期からのそういった刷り込みの影響も…

(そもそも出生数が多い)中高年男性にありがちな、
(今の若い子には理解不能な)昭和脳と揶揄される思い込みを、
助長させている理由かもわかりません。

さらに。昭和脳男性にとっては。
ひたすら「社縁」「職縁」が彼の世界の全てでした。

モーレツ社員という言葉が示すように、
昭和のお父さんは「外で稼ぐ事」でしか彼の価値が量られず、
社会において人間としての評価もなされませんでした。

女性に限らず、お父さんも見る角度を変えれば、
昭和という時代の特性や日本という社会の「被害者」でした。

同様に。お父さんの言語化できない苛立ちはそのまま、
家庭という密室で妻子に向けられるのもよくアリがちな話でした。

昭和60(1985)年に男女機会均等法が制定されたものの。

女性が働きながら出産育児もして…というライフスタイル自体、
現実にはあり得ないものでした。

男性は終身雇用という身分保障と引き換えに企業で滅私奉公。
女性にとって「生きていくために」結婚するしかない。
…今の中高年世代が生まれ育ち、働いた昭和とはそういう時代だったのです。

だから、家庭というのはその実ストレスの溜まる場所でした。

令和の今であれば…虐待に相当する事や、
体罰も躾のうちであり親からの「愛の鞭」だといわれていました。

私と同世代であれば、両親の顔色ばかりを読んで怯え、
家庭に漂う何とも言えない寒々とした空気に、
不安定な幼少期を過ごされた経験をお持ちの方も、
決して少なくはないはずです。

夫婦仲が悪くても離婚すらできないのです。

「家の問題が外に知られることは恥だ」
そういう日本的な感覚が家庭内の問題をより複雑化させ、
解決を難しくさせました。

ニュースでは「2007年問題」とも呼ばれて、
暫し話題になりましたが。

平成19(2007)年にいわゆる団塊世代が還暦となり、
順次定年を迎えて職場を離れました。

しかし…社畜上等!会社が全て。
もともと仕事上の繫がりしか人間関係を持たず。

本人が気づかなかっただけで…
永く家庭でも煙たがれていた「昭和のお父さん」に、
定年後の居場所なんかどこにもありませんでした。

これまでの会社勤めから一転、家にいても…
家事の経験も皆無なので自分自身の世話すらままならず。

結婚後専業主婦として家庭を守り夫の自分を支え続けてきた、
糟糠の妻に対し労うどころか、
ただ(命令口調で)食事の準備を求める濡れ落ち葉の夫。

別に定年後に限らず、長期間に亘って。
家庭内で嫌な感情は蓄積され続けてきたのです。
尊敬を以て「お父さんありがとう」と感謝を示してくれるはずの妻や子は、
キツい表情で遠巻きにお父さんを見ているだけです。

彼だけに責任を負わせるのは酷というものでしょう。
お父さんとしても妻の正しい愛し方、感謝の示し方なんぞ…
学ぶ機会は保証されなかったのです。

だからといって「お父さんに居場所を!」と。
地域の自治会の仕事をやらせてもプライドだけが邪魔をし。

会社で〇〇部長!と役職名で呼ばれていた事だけが彼の心の拠り所なので…
長期に亘って地域を支えてきた古参のメンバーに対しても、
つい上から目線で指示を出しては嫌われて。

そういうお父さんはシルバー人材センターでも、
老人大学などのコミュニティーやカルチャースクールなどでも…
以下略。

定年後、家にも居場所はなく、
どこにも所属できずただ疎外感だけが募るので…

昭和脳と揶揄られるような寂しい男性は暴言の一つ二つ吐く事でしか、
しかし自分の存在を確認できないのでしょう。

前田が意識するアンガーマネジメントの実際

よくキレる高齢者、というニュースがごく当たり前になったのも。

――これまでは会社に隠されてきた「本当は寂しい世代」が、
変な言い方ながら…定年を迎えて、
職を失い、居場所もなく「野に放たれた」ゆえでしょう。

今までは「見えなかった」人たちが。
いきなり暇を持て余して街をうろつき始めたから目立つのです。

他山の石、他人のふり見て何とやら。
キレないように自分をコントロールするには、
何を意識したらいいのでしょう。

キレる老人が話題になるのに比例して、
アンガーマネジメントという言葉もよく耳にします。

怒りのコントロールができる事は、
即ち人間としての「徳」ともいえましょう。

アンガーマネジメントについては専門書が何冊も出されています。
詳しくはそちらに譲りますが…

私・前田穂花が実際に意識し工夫している点は。

① 怒りを感じた時点でとにかく深呼吸
② そのまま心の中で十唱える
③ それでもダメだったらとにかくその場を離れる
④ 落ち着いたら一人になれる場所で紙に手書きで一連を書き出し、
 自分の感情をフィードバックする

怒りの感情を自分なりにコントロールするために、
私は心がけとしてこの四点を常に意識しています。

ネガティブな感情は「私」を主語にして伝える工夫

さらに、私が工夫している事としては。

自分の想い、特に言いにくいお願いやネガティブな感情こそ。
「私」を主語にしつつ工夫して相手に訴えようというものです。

例としては。

『そんな不愉快なことを言わないで!』
→あなたがそんなことを言うと「私は」悲しいです。
→→「私は」あなたのこんな言葉で傷ついて悲しくなります。

『食べた後の食器くらいきちんと片付けてよ!』
→お片付けしてくれないままだと「私が」次の食事を作る時困ります。
→→あなたがお片付けしてくれたので、
「私は」次の食事の準備がスムーズにできました、ありがとう。

…同じ内容の話をするにせよ。
伝え方の工夫というのはとても大事な気がします。

ネガティブな想いは特に表現に注意すべきでしょう。

拙い伝え方だと相手に自身の主訴が理解されないばかりか、
「あいつ、わけわかんない事でブチ切れていたな…」という部分しか、
相手に伝わってはいなかったという現実は本当に多いのです。

心理学用語では「アイ・メッセージ(I message)」
そう呼ばれているそうですが。

悪い事でもいい事でも自分を主語にして伝えるのは、
常日頃意識し、練習していないと本当に身に付きません。

だからこそ、単に自分の感情の保ち方としてだけではなく、
コミュニケーションの取り方の上達を希う上でも。

物事は自分を主語にして相手に伝える旨、
常に意識しておくのは大切だと感じています。

オトナ世代だからこそ心の余裕を保ちたい

本当の「大人」とは。
相手の属性に関係なく態度を変えずに、
同じように話を聴ける人だと聞いた事があります。

エラそうに「教えてやるぞ」という態度は厳に慎み。

若い人とも同じように交流し、
若い感性から学ぶのだ、そう意識し続ける私でありたいです。

これからの日本、これからの世界は…
未来ある若い世代が動かしていくのです。

よくも悪くも儒教の教えがベースになっている日本においては。
年寄りの力が強すぎるがために、
社会に歪みが生じているように思われてなりません。

メインストリートは次世代に明け渡したいものです。

私たちは嫌われる年寄りではなく、賢い高齢者となって。
若い時には実現できなかった自分自身の夢に近づけるよう、
「自分に」注視すべきです。

若い世代に対して「かまってちゃん」する…
そんなジジババになんか決してなりたくありません!

世代年代を問わず、
自分の機嫌ぐらい自分でとれる人であってなんぼです。

他人への八つ当たりなんぞ老若男女問わずダッサダサな行為です。

私たちミドルシニア世代は若い人の挑戦にエールを送りつつ、
彼らが時に悩んだり落ち込んでしまった時に、
そっと支えてあげるだけで充分かと思うのです。

もっといえば。正義感が強くて真面目過ぎる私は。
固より自分に厳しいので、知らず知らずのうちに…
他人にも完璧を求めてしまいやすい性格でもあります。

悪い言い方をするなら自他の境界が曖昧であり、
だからこそイライラしてしまう出来事も多いように思います。

誰の存在も尊重しつつ、同じ態度で接し話を聴く事。
相手の立場で自分の態度を変えない事。

相手の話を傾聴し、心からの共感を示しながらも。
最後の決定は相手の自由意思に任せる事。

自分と相手は別の人格であると常に正しく理解するよう努める事。

自分の感情を正しく律する人であるために。
私は最近、それらの点をとみに考えています。

前田 穂花

※最後に挙げた「自他の境界が曖昧」ゆえに起きるトラブルに、
巻き込まれるケースは私に限らない印象も強く受けます。
この「共依存」については後日改めてトピック建てできればと考えています。

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