ハンガリーの新型コロナウイルスの現状 前編

ハンガリーの新型コロナウイルスの現状 前編

ハンガリーの状況

前回私の住んでいるハンガリーをいろんな角度から書きましたが、今回はハンガリーの新型コロナウイルスの現状と対応について2回にわたって掘り下げます。世界に猛威を振るい、日本の感染者も急増している状況の折、少しでも役に立てればと思います。

2月下旬:アジア人の差別行為始まる
3月4日:ハンガリー初の感染者 イラン人留学生2人 日持ちする食品の買い占め少しずつ始まる
11日:非常事態宣言発令 100人以上の屋内イベント 500人以上の屋外イベント禁止 大学閉鎖
13日:国内の学校全て閉鎖 街の薬局に列 病院でマスクや防護服が不足による不手際が発覚
16日:ハンガリー国外からの入国禁止 スーパー ドラックストアー 薬局 ガソリンスタンド たばこ店を除き、営業時間が午後3時までとなる。劇場、映画館、美術館 図書館閉鎖 全てのイベント中止 70歳以上外出しないよう求める 違反者には50万ft(約20万円)スーパー品薄となる商品ではじめる
21日:感染者100人超える 死者4人
27日:人との距離1.5m以上を保つよう指示 65歳以上は朝9時から午後12時のみ スーパー、ドラックストアー、薬局を利用可能 他の年齢者は別の時間を利用。
30日:医療従事者にバスやトラムをフリーパス提供 アメリカ カナダからの帰国支援
31日:陸軍が病院の指揮に介入 オーストリアからの帰国支援
4月1日:首都ブダペストに感染者の半数、警戒を呼び掛ける 感染者678人 死者32人
6日:駐車場を無料にすると発表 中国からの医療器具到着 外出禁止令厳守するよう呼びかけ。仕事、通院、生活必需品の買い物以外の外出禁止 違反者に対して罰則 罰金24人 拘束16人
7日:感染者817人 死者47人 上海のFudan大学は、56,000枚のマスク、300の防護服を寄付
8日:中国から約3千万枚のマスク、133,000個のテストキット、152の人工呼吸器を受けとる。
9日:老人ホームでクラスター 100人感染 死者5人・薬局で咳をわざとして脅迫した者を逮捕
10日:感染者1190人 死者77人 ・イースター行事は全国でキャンセル
オルバーン首相は、COVID-19の治療施設ブダペストのセントヤーノシュ病院を訪問。
13日:中国の深センから1,365,000枚の防護マスクが到着、さらに6機の航空機が北京と上海から、何トンもの防護用具を運ぶ予定
14日:中国から医薬品が到着・オルバーン首相、ハンガリー南部のCOVID-19の治療施設を訪問、感染者1500人超える 死者122人

注意:)ハンガリーの感染者の統計の人数は、死亡者や退院した人も含めた人数となっています。

ハンガリーと中国との関係

中国は、コロ ナウイルスの蔓延との戦いを支援するためにハンガリーに多くの支援を続けています。両国間の結びつきが強いと伺えます。ここで少し中国との現在までの関係を深掘りしてみることにします。1980年代から中国からの移民が増え始め、2000年代には、移民は1万~1万5千人で、ハンガリー人口の全体の1~1.5%にあたる。ハンガリーは、中国の『一帯一路構想』に中・東欧諸国の中でも一早く賛同し、2017年,2019年に開催された国際協力フォーラムにオルバーン首相が出席。中国からの融資によるブダペスト・ベオグラード間鉄道改修の共同事業に関する協議を開始し、中国との経済協力を深めている。教育・科学分野では、ELTE大学を始め5つの大学に孔子学院を設置、上海復旦大学や北京精華大学と協力。街では庶民派向けの中華レストランや中国人経営の衣料や靴などを扱う商店も結構見られます。中国人のための学校や医院、漢方などを扱う薬局、中国の食品、衣料品などを扱う大型市場などもあります。現在ではハンガリーで生まれ育った中国人も多いです。

終わりに

ハンガリーの新型コロナウイルスの現状をお伝えしました。次回は続編ハンガリーの変化・我が家の状況と対応・今の想いなどお伝え致します。

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