受動喫煙に晒される毎日…あなたならどうしますか?

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受動喫煙に晒される毎日…あなたならどうしますか?

 受動喫煙の問題は、ずいぶん前から深刻な問題として捉えられてきました。職場での喫煙に悩まされる、カフェに入った途端タバコの煙が充満していた、道路で平然と加えタバコをしている人…私たちの生活を見回しただけでも意外と多い光景です。
 しかし、喫煙が法律で禁止されていない以上、喫煙する人の自由や権利も認めねばなりません。しかし、本来自由や権利は、公共の福祉と表裏一体の関係であることを忘れてはなりません。
 この4月より、『健康増進法の一部を改正する法律』の施行がスタートしました。この法律は、「望まない受動喫煙の防止を図るため、多数の者が利用する施設等の区分に応じ、当該施設等の一定の場所を除き喫煙を禁止するとともに、当該施設等の管理について権限を有する者が講ずべき措置等について定める。」と、その趣旨を明記しています。『望まない受動喫煙』をなくすための法律施行がやっと始まったというわけです。
 この法律を根拠として、強制力を持って多くの施設では受動喫煙の取組が絶対不可欠となります。

住居の場合はどうなの?

 しかし…です!人の生活基盤であるところの住居はどうなのか?厚生労働省のHPを見ると、わずか、1行…「屋外や家庭等において喫煙をする際、望まない受動喫煙を生じさせることがないよう周囲の状況に配慮しなければならないものとする。」との記入がみられるだけ。配慮?それはお願いに過ぎず、気をつけてくださいという程度のことでしかありません。果たしてこれでいいのかな!?

望まない受動喫煙!-ある事例からー

 ここで、私の友人に起こっている受動喫煙問題を、皆さんにも考えていただきたいのです。
 私の友人は、もうすぐ再雇用勤務の定年を迎える6?歳のおひとり様女性。長年勤務した会社では社内の喫煙に悩まされ、この4月からの対策強化で受動喫煙の被害をやっと解消したそうです。仕事一筋で頑張ってきて貯金もでき、老後は好きなことをして楽しく過ごしたいと思っていたそうですが、一つの大きな悩みが…。
昨年12月頃から住居であるマンションのどこからか、たばこの強烈な臭いが部屋の中に充満するように…会社から帰るたび、1時間も寒風に耐えながら窓を開けて喚起の毎日…。さらに、夜から真夜中にかけても、窓の隙間から入ってくる強烈な臭いで息苦しくなるほど…らしいのです。睡眠もできないなんて…辛すぎます。

一体どこで喫煙しているの?

 普通に考えて、部屋の中で吸っていればこれほど他の家まで煙が入ってくるものかしら。そこで、彼女は、どこからの煙なのか、毎日ベランダに出ては、煙と臭いの根源を探したそうです。やっとわかった!どうも階下らしい。でも、根拠はありません。どうしたらいいものか、悩みながらも、自分にできる対策はあらゆる手を使って講じようと試みているそうです。

マンション管理組合、管理会社へ相談

 早速、住んでいるマンションの管理会社へ相談してみることに…。管理規約に「ベランダでの喫煙禁止」は明言されていないため、掲示物でしか注意喚起できないと言われ、次に、管理組合に相談するも、掲示板での呼びかけ以外にはどうにもできない、専有部分についてはそれ以上のことは無理だとそっけない返答しか返ってこないのだそうです。実際に、掲示や各戸へのチラシによって気をつけるようになった住民はいたことでしょう。でも階下(?)の人は全く変わらず。情けないです!

本当にそれでいいのでしょうか!

 ベランダは、区分所有法では専有的使用を認められてはいるけれど共有部分であり、災害で火災等が発生した際に脱出するための場所でもあります。管理規約に「ベランダでの喫煙禁止」の文言がないからと言って、「望まない受動喫煙の防止」が法律に定められた現在、現状維持のままでよいわけがないと思うのだけれど…。確か、住人の3/4の可決があれば規約改正もできるはずでは…?!

公共機関の相談窓口、弁護士事務所へ相談

 そこで、市の相談窓口へ相談。そんな対応しかとらない管理会社や管理組合は問題だけど、とにかく根気よく言い続けていくしかないとの回答。次に、意を決して弁護士事務所の無料相談を利用。ベランダでの喫煙によって健康被害を受けたとして損害賠償請求が認められた裁判がありますよとの回答を得る。でも…損害賠償額より弁護士依頼額の方が断然高いなら、割に合わないです!

あなたならどうしますか?

 時々胸が苦しくなる彼女は、今、呼吸器内科に通っています。しかし、階下(?)の人は、被害を与えているとは露ほども思わず、今日も喫煙の自由を満喫しているのです。
あれやこれやと動き回るも改善の兆しは全く見えず、当面の対処策として、無いよりましだと考え、性能の良い空気清浄機(ガス中の有害物質を除去することはできないけれど高額らしい)を購入するそうです。

『健康に暮らせる毎日』がご近所さんによって遮られる現実をあなたはどう思われますか。そして、あなたならどうしますか。

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