親と離れている方で親の健康を考えると?

親と離れている方で親の健康を考えると?

親の物忘れが気になる

久しぶりの電話や、たまの帰省で、親の様子がちょっとおかしいと感じたら…。
変化に気づいたら…。「この間、母親に電話してみたら…」
こんなことがあってね!
(何度も同じ話を繰り返す母親)
「お母さん、その話さ、この前も聞いたよ」

「お母さん、最近は着物着ないだって、」
何だか、おっくうで、全然着てないわ。
「どうして、あんな好きな着物着なくなったのよ」
(好きなことに全く興味を示さな
くなってしまった)
………………………………………………………

「あまり心配で先日久しぶりに実家に帰ると」

「お父さん、さっきから何を探しているのよ」
わしのメガネはどこいった?あれ、盗まれたのか?
「お父さん、さっき、外して置いたじゃない!」
…………………………………………………………

うーん、うちの親、いったいどうしたの?と不安になります。

年相応の物忘れとは違う?

どなたもお年をとれば、人の名前は出てこないなどの物忘れは確かに多くなるものですが…。

しかし、もしも認知症による記憶力の低下だとしたならば、加齢による物忘れとは明らかに違いがあります。
・新しいことが覚えられない。
・体験したことをすぐ忘れる。
・現在から過去にさかのぼって記
憶が失われていく。

こうした変化に家族が気づき、早い段階での対策を始めれば、進行を遅らせることが可能と言われます。

親のこんな変化があったら

最近、物忘れがひどく感じませんか?今電話切ったばかりなのに物忘れがひどい。
料理、片付け、計算、運転などのミスが多くなり、判断や理解力が衰えている。
約束の日時に場所を始めとして間違えるのが多くなり、慣れた道でも迷うことがあるなど、時間や場所が分からない。
些細なことで怒りやすくなり、周囲への気遣いがなくなり頑固になるなど人柄が変わってしまった。
一人になると怖がったり寂しがったり、また外出時に必要以上に持ち物を確かめるなど不安感が強い。
下着を変えずにみだしなみに構わなくなり、ふさぎ込んで何をするにもおっくうがるなど意欲がなくなってしまう。

以上のような変化がある場合には専門医の診察を受ける必要があります。

最近急に弱々しくなった

久しぶりの帰省に、以前会った時に比べてひどく痩せていた。
それに歩く速さが遅くなって歩く力の衰えも感じられ、すぐに疲れた疲れたと言うようになり、
食欲がないからとインスタント物ばかり、それに面倒くさいし、入れ歯も合わなくなって…。
近頃は何もかもおっくうで友達付き合いも全くなくなり…。

そんな親御さんをみるにつけ遠方であることが重なって心配も極限に達してしまいますよね。

少しの衰えからフレイルに

近頃、高齢者の衰えをフレイルという言葉で表しています。
このフレイルは加齢によって認知機能、運動機能など心身の活力が日ごとに低下していく状態を言います。
そんな状態になる原因に低栄養もあります。高齢になるとどうしても少食傾向になり、また食生活自体が偏ってしまうようです。
食事が偏れば筋肉や骨を維持するための栄養素不足に、放置しておけば身体全体の機能低下、サルコベニアといって筋肉減少症に進む場合があると言われいます。

フレイルの具体的な症状に

明らかに日常生活には必要とされる体力が低下するため、歩く、握る、噛むなどの機能低下で栄養不足に陥ってしまいます。
それに、近所付き合いが面倒くさいという社会性の衰えや、何もする気がなくなって何をするにもおっくうなど心と認知の衰えもあり
症状的に多面的と言えます。

対策はどのように

フレイルは健康と要介護の中間点と言われる状態で、予防にしても治療による回復も可能な段階です

子供世代が親御さんと離れて仕事に追われている間に、老化がどんどん進んでいるというのは珍しいことではないようです。
早い段階で気付いて、適切な対応を早くとるためにも、日頃からのこまめな連絡が大切ではないのではないでしょうか。
一日でも長くお元気に過ごし頂くために!

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コメント

  1. 大変参考になりました。

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