介護保険あれこれ

介護保険あれこれ

介護保険を申請するタイミング

私は介護の仕事をしていることもあり、介護関係の相談をされることが多いです。
よく相談される内容として「介護保険はいつから使えばいいのか」「使うにはどうしたらいいのか」と悩まれる人がいます。
50歳を過ぎれば親の介護がついてまわることも多いかと思います。そうなると活用するべきは介護保険。
介護保険を使うためには申請をしなければなりませんが、どのタイミングで申請をするべきなのか、私の経験を載せさせていただきます。
親が元気で、まだ介護保険をつかっていない人は今後の参考にしてみてください。

生活に困る前に申請しても大丈夫

よくあるのが実際に生活に困ってしまってから申請するパターンですが、生活に困る前に申請しても大丈夫です。
まず介護保険の申請にはお金がかかりません。介護保険のサービスを使用した場合はお金がかかりますが、申請をして介護保険の認定を受ける分にはお金がかからないので安心をしてください。
いよいよ生活が困ってから申請しても良いのですが、申請から認定が下りるまで1か月以上かかることがあります。申請日から介護保険のサービスは使うことができますが、万が一認定が下りなかった場合は全額自費になり、高額の出費になる可能性があります。
困る前に申請をしたほうが安心です。

相談場所は地域包括支援センター

申請は困る前からといっても、早ければ良いというわけではありません。介護保険には認定期間が定められているので、早く申請をして認定が下りたとしても、いざ介護保険サービスを使おうと思ったら期限が切れていたということも考えられるからです。
申請する判断は難しく、特に親が離れて暮らしている場合は判断がつきにくいと思います。そんな時は、親の住んでいる住所の地域包括支援センターへ相談するのが確実かと思います。
地域包括支援センターは、65歳以上の方の相談窓口で、市区町村が管理をしています。公的な相談窓口になるので、相談にお金がかからないので安心ですね。
病気のこと、認知症のこと、ちょっとした生活の課題なども親身に聴いてくれるので、困ったらまず相談して、介護保険の申請の必要性を一緒に確認できると良いと思います。

代わりに申請もしてくれる

65歳以上の方の相談窓口である地域包括支援センターですが、介護保険の申請を代行してくれます。
本来であれば市区町村の介護保険課などに本人か家族が行き、書類を記入して申請する必要がありますが、親が遠方にいて、私たちも仕事をしていると簡単に手続きに行けないこともあると思います。そのような場合も地域包括支援センターへ相談してみても良いかもしれません。
用紙に署名が必要で、親が署名できない場合は郵送等で対応しなければならない可能性もありますが、まずは相談してみることをおすすめします。

申請をすると認定調査を受けることになる

認定調査というのは、市区町村の職員が申請をした本人の家に来られて、質問や体の動きを確認する簡単な調査です。
本人がしっかりしていれば一人で受けることも可能ですが、誰かがいた方が良い場合は家族が同席する必要があります。
どうしても仕事の都合や遠方なため同席が難しいという場合は、これも地域包括支援センターへ相談してみましょう。

介護保険を使う理由は介護だけじゃない

介護保険を使う理由はもちろん介護だと考えてしまいますが、介護予防のために使うためのものでもあります。
「介護が必要にならないために介護保険を使う」という考えを頭の片隅に置いておくだけで、介護保険を申請するタイミングが遅くなることを防ぐことができるかもしれませんね。

迷ったら早めの相談、早めの行動を

「まだ大丈夫だろう」と自分だけで判断して誰にも相談しないでいたけど、実は既に介護保険の支援が必要な状況だったりもします。こういうパターンは多い気がします。
「まだ大丈夫だろうけど、一応相談だけはしてみようかな」という気持ちが大事です。
誰かに相談することにより、自分では気が付かなかった問題に気がつくことができるかもしれません。
早めに相談、早めに行動をして、介護保険が必要なタイミングを見逃さないように気を付けていこうと思います。

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