デイサービスってどんな場所?

デイサービスってどんな場所?

現在私は両親の支援もあって外で仕事をしていませんが、以前は3種類ほどのデイサービスで仕事をしていました。

1つ目は40人規模の一般的なデイサービス、2つ目は個人経営のこじんまりしたデイサービス、3つ目は機能訓練特化型の短時間デイサービスです。

これらのデイサービスの内容や体験について触れていき、デイサービスがどんな場所なのか皆さんにイメージしてもらえたらと思いペンを
取りました。

デイサービスとは

デイサービスとは要支援認定または要介護認定を受けた人達が在宅での生活を1日でも長く続けるための支援をする通いの施設です。通所介護とも呼ばれています。

体操や歩行訓練をして身体機能の維持を図ったり、ゲーム等のレクリエーションやクラフト制作を皆で楽しく行って、社会的な孤立感を解消したりする役割を持っています。

1日のデイサービスだと昼食や入浴を提供します。自宅での入浴に不安を覚えてデイサービスの利用を希望する高齢の方も多いです。

一般的なデイサービス

今から11年程前私は地域包括支援センターの中に設置されている40人程度の利用者が通うデイサービスに勤務していました。

40人の利用者は要支援のグループ、一般のグループ、認知症の重い方のグループに分けられていました。

デイサービス勤務が初めての私は一番人数の多い一般のグループのケアの担当になりました。
午前中から入浴が始まり、入浴を待っている利用者はその間体操や塗り絵、計算、脳トレ等の
プリントをしたり、他の利用者とおしゃべりして過ごします。

その後は昼食を食べ、午後からはレクリエーションゲームやクラフト制作等の午後の活動に参加します。

大人数のデイサービスだったので、夏祭りや運動会は大盛り上がりで楽しかったですね。
地域包括支援センターの中にあったせいか地元住民が音楽の演奏に来てくれたり、フラダンスのサークルの方が踊りに来てくれたりとボランティアの活動も盛んでした。

ただ利用者の人数も多かったので、職員が一人一人の利用者と深く関わることは難しかったです。内気な人や皆と一斉にに何かをするのが
苦手な人には向いていないかもしれません。

小規模のデイサービス

もう少し利用者と深く関わってみたいと思った私は次に個人経営の小規模デイサービスで働くことになりました。

最大でも7人から8人の利用でしたので、利用者の一人一人と親しく話したり、作業等も一緒にじっくりできて楽しかったです。

個人経営のデイサービスだったので、利用者の声を参考にしてレクリエーションの企画を立てたり、食事のリクエストにも応えることができました。これは個人のデイサービスゆえに職員の自由裁量の部分が大きかったからといえるでしょう。

小規模のデイサービスは比較的個人の意見が通りやすいという側面もありますが、デメリットは利用者の中に苦手な人がいた場合、相手を
避けることが難しい状況がありました。特に私の勤めていたデイサービスは1つの大きなテーブルに皆さんが座っていたので。

小規模デイサービスでもテーブルが複数ある
施設だったら、相性の悪い利用者がいたら別のテーブルに座ってもらう等、職員に配慮してもらうといいでしょう。

機能訓練に特化したデイサービス

機能訓練に特化したデイサービスは基本3時間プログラムで食事や入浴は提供しません。
午前か午後の3時間の間に施設で体操したり、
マシーンを使って運動、歩行訓練を行います。 

私の勤めていた施設では管理者が柔道整復師の有資格者だったので、運動前等に利用者の体の筋肉のマッサージを施していました。それが
好評でその施設は利用者が途切れることはありませんでした。

家で入浴するのに不自由のない人、機能訓練中心にしたい人、1日のデイサービスでは長く感じる人にはこうした機能訓練特化型のデイサービスがぴったりでしょう。

ただ体力低下が著しい人や体を動かすことが不得手な人には不向きかもしれません。

デイサービスまとめ

これまで大規模の一般的なデイサービス、小規模のデイサービス、機能訓練に特化したデイサービスを紹介してきました。

この他にも最近では認知症対応型デイサービスという通所介護もあり、少人数定員で職員の人員配置も高く、認知症の方に必要な個別ケアが実施されています。

デイサービスを利用する人の好みやニーズにしたがって、その人が一番心地よく感じられる
デイサービスを見つけられるといいですね。

自分の親のデイサービスを検討するときには
一緒に見学に行ったり、実際に体験してもらってください。

見学する際はデイサービスの職員の利用者に対する接し方を観察することも大切です。利用者に対して丁寧に思いやりを持って接してくれて
いるか…。老親が気持ちよくそこで過ごすためにこのポイントは外せません。

またデイサービスごとに提供するプログラムや
特色が違うので、事前に問い合わせて確認するのもいいですね。

この記事が皆さんのデイサービス選びの参考に
なれば幸いです。

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コメント

  1. リハビリや様々な支援がが必要な利用者さんにもいろんな事情や、
    今までの人生によって重ねてきたそれぞれの背景があります。

    自ずと何らかの理由で集団でのサービスが苦痛になられる場合も。

    リハビリの必要がありながら何らかの理由でデイサービスが適さない場合には、
    主治医の指示に基づいて、
    介護保険や医療保険を活用して「訪問リハビリテーション」を受ける事も出来ます。

    前田穂花自身(医療保険を使って)訪問リハを利用していますよ。

    訪問リハビリの対象者は、主治医が訪問リハビリの必要を認めた、
    ①65歳以上の要支援・要介護者(介護保険適応)
    ②40歳~64歳(二号)の要支援・要介護者(介護保険適応)
    ③前田のように重い障害がある、難病患者であるなど、
    リハビリの必要がありながら通所リハビリが困難な者(医療保険適応)

    費用は一回60分の場合、いずれも一割負担だとして、
    介護保険で798円、医療保険適応で853円~900円(サービス提供する事業所による)

    まずは主治医に相談されてみるといいかと思います。
    親御さんなどで、介護保険を受けていらっしゃる場合には、
    介護判定を受ける前に医師の意見書(診断書)を作成してくださった先生に、
    ご相談されるといいでしょう。

    訪問リハビリは入浴サービスや食事がありません。
    ※入浴介助や食事については別の制度を使う事になります

    デイサービスや訪問リハビリはじめ、利用者さんのニーズに合わせて、
    一番理想に近いサービスを導入する事を通じて、
    例え介護や支援が必要になっても最後まで自分らしい人生が全うできますように。
    前田穂花

  2. 必要な情報をいろいろ追記してくださり、ありがとうございました。助かるプラス勉強になりました。

  3. 介護にまつわるお仕事はこれからさらにニーズが高まるかと思います。
    いつか復職される際、
    現在mobi8さんが当たっていらっしゃる親御さんの介護の経験が、
    必ずや生かされてくるのかと思っています。

    親御さんのために、そして何よりmobi8さんご自身のために、
    くれぐれもご自愛ください。

    穂花

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