病児・病後児保育って知っていますか?

病児・病後児保育って知っていますか?

「37.5℃の涙」ドラマ

皆さん、「病児・病後児保育」って知っていますか?私は、2013年に「37.5℃の涙」というテレビドラマを見てたまたま知りました。そのご、病児・病後児保育に関わることがあったので掲載しました。

こどもの8割が急性感染症

しかも症状がよくなっても、すぐ登校、登園できるわけではない、

病名 出席停止期間
インフルエンザ 発症後5日を経過し、かつ解熱したあと2日経過するまで(乳児は3日)
麻疹 解熱後3日経過するまで
風疹 発疹が消失するまで
おたふくかぜ 耳下腺などの腫れが出現後5日を経過し、かつ、全身状態が良好になるまで
プール熱 症状がなくなった後2日を経過するまで
水ぼうそう すべての発疹がかさぶたになるまで
                               などなど

普段の診療場面から

・子どもが具合悪いときぐらい親がみるべき
・そもそも子育ては親の仕事
・子どもを犠牲にしてまで仕事をするのか?
 でも・・・
いろいろな批判
ふだんの診療現場から
保護者 「保育所で熱が出て、病院に連れていくように言われました」
医師「インフルエンザです。発症後5日解熱後3日間は保育所には行かないでくださいね。」

保護者の気持ちは・・・
毎日仕事を休めない。毎日休むと、パートになってしまう。夫婦とも働き、知覚に祖母がいない。シングルマザーなど・・・

具合が悪いならすぐに迎えにいきたいのは本音ですが、

「こんなにしょっちゅう早退していたら、クビになる」

「また早退か…職場の人に申し訳ないし、なんだか白い目で見られている?」

子育ては社会の全体の責務
こどもが具合悪いときぐらい親がみるべき

という意見もありますが・・・

「病児・病後児保育」って何?

子供が病気、または、病後に親が働けないため、子供を見てくれるところです。施設にもよりますが、保育士、看護師、施設によって医師が常駐しているところもあります。
子供がしかるべき診断を受けて病名がわかっており、必要時薬などが処方されていれば病気の子供を見てくれる施設です。もちろん事前登録が必要です。

昔はこんな施設あったでしょうか?50過ぎの女性の皆さん、子育てしながら働き、家事も行ってきたのではないでしょうか?
子供が熱をだせば、母親が仕事を休む、遅れる事態に・・・。若いときからよく思いました。あとは姑などと同居していれば見てもらえる場合もありますよね。
姑や実母へお願いする場合も帰宅すると、「ママ、ママって大変だった」
「ずっとおんぶで首がいたい」何の気なしに言われる姑のことばに頭にきてしまい・・・
旦那と喧嘩したり、家庭不和の原因にもなります。

それが、今は病児病後児保育があります。
一日2000円から3000円くらいで、お昼つき おやつもでます。
登録時には、住所その他、キーパーソンの緊急連絡先はもちろんですが、お子様のアレルギーなど。特に食物アレルギーがある場合は重要です。
病児病後児保育では普通の保育園や小学校と違い、疾患別やお子様の性格なども考慮して可能な範囲で部屋わけをして、感染がしないよう十分に注意、配慮します。そのため、お子さんが使用したおもちゃや食器、寝具なども毎回消毒しています。
使用したおもちゃの全部アルコールで拭けばいいわけではありません。インフルエンザや風邪などの感染症ににはアルコールが有効ですが、下痢嘔吐などノロウイルス感染症は次亜塩素酸が有効で、アルコールは効果ありません。

個別対応してくれます

また、子供はお昼寝をします。お昼寝している間の呼吸回数、無呼吸や喘鳴など看護師さんが観察くれ、喘鳴がひどく眠れないときは抱っこや、吸入をすること(医師の指示)もあり安心です。

また、お子さんの個別性を重視して、その子にあった遊びをしてくれます。また、病後児保育と言って、お子さんが全く、具合が悪くないにも関わらず、感染する可能性がある期間であると、出席停止となります。その際はお子さんが勉強したいと言えば、一緒に勉強することもあります。
今は、「病児病後児保育」といった施設もあり、また、産前産後の時間も増え、育休などもとりやすくなり昭和30年代の私にはうらやましい限りです。

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