懐かしのカセットテープからマイクロSDまで

懐かしのカセットテープからマイクロSDまで

振り返ればなつかしや

音楽関係の仕事をしていますので、使う記録メディア(音楽、映像)幾多の変遷を経てきています。

今は、指先より小さく、床に落としたが最後なかなか見つけられないマイクロSDカード、姿形さえないクラウドなど、コンパクトなものばかり。

場所は取らずで有り難いですが、「コレ持ってて嬉しい」感はイマイチですね。

それにひきかえ、昔のもの達のなんと場所塞ぎだったことよ。
でも、「宝物関係」は今よりずっとあった気がします。
ちょっと色々振り返ってみると。

①カセットテープ

中学生までは、録音できる機器は買い与えてもらえず、高校入学祝いにラジカセを買ってもらいました。
もう、FMはキレイな音で聴けるは、録音して好きな曲は繰り返し聴けるは天国でした。
宿題などろくすっぽやらず、好きな音楽をエアチェック(死語?)して聴きまくる日々。

少ないお小遣いやりくりし、少しでも録音をたくさんしようと、二、三本組の120分や90分テープを買ってました。
ただ、長いテープの安いものって、繰り返し聴いてると、からまってぐちゃぐちゃになるんですね。
それで泣いたことが何度も。

FM情報誌は、番組表をジャンル別に色分けしていたので、高校生のくせに生意気にもジャズクロスオーバーが好きだった私は、青色(のことが多かったです)で書かれた番組や曲はチェックしまくりでした。
付録?の、素敵なイラストや写真のカセットレーベル、切り取って、お気に入りの大事なテープには丁寧に曲名を書いて永久保存版に。
あんなに、宝物感を持った音楽たちは後にも先にも、あの頃の聞き込んだカセットテープだけかも。

②MD

いきなり時代が、ビューっととびましたね。
カセットは好きでしたが、嵩張るは、段々テープは伸びてくるは、困ったことも多少あり。
あんなに薄い体で、曲はたくさん入るし、巻き戻し必要なく、頭出しはスムーズだし。
MDウォークマンもコンパクトだから荷物にならないし、「便利になったなー」とは感じてました。
ただ、音はキレイだけど、無機質な感はどうしても否めませんでした。
レコードとCDの違いにも通ずるけど。
「すっぴん美人と化粧美人の違い」みたいなものでしたかね。

今思えば、ディスクをいちいち取り出して入れ替えたり、アナログな側面もありましたね。
ケースの狭い行間に、アリンコのような小さな字でタイトル書いたのも懐かしいです。

③SDカード、マイクロSDカード

またまた、時代がビューっと飛びましたかしら(笑)
単位が、〜分、〜時間から、〜ギガバイトになりました。
この頃は、パソコン関係のメディアもフロッピーディスク(懐かしい!)から、幻のスマートメディアを束の間に経て、USBやSDカードに切り替わり出した頃。

MDディスクですら、「大きい」と感じさせるミニマムな身体に、こんなにたくさん音楽(だけではないですが)が入るというのは、革命的でした。

曲名を手書きでケースに書くのではなく、パソコンのキーボードでメディアの中に書き
んだり、ダウンロードしたものは自動的にタイトルが書かれてるのも「おおーっ!」

SDカードは勿論、マイクロSDなんてもっと、「どのカードに何がどれだけ入ってるか?」を書くスペースが、本体にない!
今は、小さな本体に、通し番号を油性ペンで書き、ノートに内訳を書いています。

場所とらないのはよいし、便利だけど、お気に入りカセットテープを後生大事に持ってた時の気持とは、全然ちがう。

でも仕事の資料として、とても便利に使っています。

いろいろ通ってきましたが、功労者は・・・

どんどんコンパクトになり、クラウドのように形さえみえない今のメディアにくらべたら、まあ「昭和感」ここにありのカセットテープ。

実はカセットテープ、今でも根強く売っています。私の両親も現役ユーザーです。

ケースに曲名を手書きし、デッキにカチャっと入れる。
片面終わったらひっくり返す。
巻き戻しや早送りもアナログ。

でも、私の音楽ライフの原点は、やっぱりカセットテープです。
大好きなおじいちゃんにかける言葉の如くカセットテープには「いつまでも長生きしてね」と言いたいと思います。

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